その工事 待った!ストップ!

STOVE
 昨日夕。女性のお客様が見えて、薪ストーブの導入を検討中、ということだった。
委細をお聞きすると・・・
「壁抜きで・・・」 ハイハイ
「平屋なんですけど・・・」 うーん・・・
「建て方先日終わったばかりで・・・」 えッ!
 
 平屋で壁抜き煙突って、煙突の高さが稼げずただでさえ条件厳しい。できれば、まっすぐ垂直に立ち上げたいもの。屋根さえ乗ってなければ、まだ間に合うかも。
ということで、大工さんに急いで連絡を取り、今朝駆けつけました。来週から屋根工事だったらしい。
 
 間取り上、軒に近いところからしかだせず、その唯一のポイントには、火打梁が周り、補強金物が出っ張り、抜きたいところに垂木が通っている・・・・という難しい条件でしたが。なんとかチムニーを制作してもらえることになりました。
 はあーーー大工さんにちょっと嫌な顔されちゃった。
 薪ストーブ導入をお考えの際は、工務店と同時に薪ストーブ屋さんにも相談に行きましょう(今日の格言)。煙突は直に屋根から立ち上げるより、チムニー(煙道囲い)付きで出したほうが、メンテでも、雨仕舞いでも、強度的にも圧倒的優位です(格言その2)。
 
 

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コメント

  1. べっち より:

    一般的に・・・お客様(知らない方は)いつでも、どこでも薪ストーブは付けられる!ものと考えております。至極当然!?ですが、プロの目から見ると・・・そうでないんですよね!よくあることです。

  2. kouda より:

    おっしゃる通り。我々プロは正しい知識を普及させる役割があると思っております。

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