お役所仕事

LIFE

昨日早朝ジョギングの途中、杉並木街道道路脇で動くものが目に入った。

近づくとそれはまだ産毛に被われたフクロウだった。きっと杉並木の梢に作られた巣から落ちたに違いない。が通常巣に戻すのは困難だ。可愛そうだが・・・・・・とスルーしたのだ。

以前出社前に、ムササビが車とぶつかったのか、フラフラになって杉並木を登ろうとしていたのが目に入った。頑張って登って避難せよ、と応援していた理由は、反対側の木に「獲物みっけ」とばかりにカラスが狙っていたからだ。でもきっと餌食になってしまったことだろう。

このフクロウも今日中にそうした運命を迎えたに違いない・・・・・・・・・・・と思ったらまだ生き延びる方法があるんじゃなないか?と思い返して出社時に逆方向だったが、車でむかってみるとまだそこに居た。

 

会社まで連れてきたが良いが、今日は那須町までストーブ工事に行かねばならない。スタッフに、野鳥の会やら動物園やら動物愛護団体やら、とにかく保護してくれそうな処を調べよ、と言い渡して現場へ向かうとスタッフから連絡が入る。

環境省関連の施設が、野生動物の保護にあたっていて、何と会社まで回収しに寄ってくれて、獣医に見せる、という。

環境省の事務所が、里親や飼育先を探してくれるとは思えなかったのだが、「保護してくれる」というのならそれ以上望むことはない。最後にもう一目見たかったがしょうがない、よろしくお願いする。

 

しかし

午後になって、また連絡が入り役人が言うのには「骨折とか身体の傷みはないようなので、自然に返します。拾った場所を教えてください」ときた。

「・・・・・・・・・・・・」

傷んだ野生動物を治療して自然に返す、という仕事なんだろうけど・・・・。

そのマニュアルに則った対応なんだろうけど・・・・・・。

それは=イコール 乳飲み子を置き去りにせよ ということで残念ながら「ご臨終」ということだ。

 

それは私だって最初からわかっていたことだ。自然界で生き抜くのは大変なことなのだ。

人間世界の優しさは、自然界ではエゴになる。環境省役人様も「自然の摂理」ですというスタンスなのだろう。

 

それは充分わかった。そしていかにもお役所仕事という奴も・・・・・。

 

でも、今日までの命も、数日、数週間、数ヶ月 延びれば、自然界で何年も生き延びなくても、その個体にも周りにも、生きた分だけ何かしらのものが残るんじゃないか?。今日死ぬんだ、とわかっていてとても置き去りにはできなかった。

 

そう思って決意した。育てられるだけ育てる!

おいフクロウよく聞け 「一度失った命だ、あと何日か、何週間かわからなけど頑張って生きてみよ、そのために俺が最善を尽くす。共に頑張ってみようぜ」

もし森に向かって羽ばたく日が来たとして、その日はお前の命日かも知れぬ。でもそこまで生きてみようじゃないか!。

何かフクロウ飼育に役に立つことあれば、情報をお寄せください。

 

コメント

  1. うじ より:

    全力でツッコミ入れたくなるようなお役所対応ですね(笑)
    自分も地域がら野鳥のヒナから小狸までいろいろと保護してきましたが、概ね残念な結果になることが多いです。
    でもほっておいて死んだり食われたりするよりはマシ、自己満足で何が悪いと思って保護しています。
    フクロウの事はわからず何も申し上げられませんが応援しています。

    • Kouda より:

      命って、何時か失われるものだけに難しい・・・・。動物は根源的に命を繋げることだけを目的に生きておりますので、俗物の人間よりピュアで分かりやすいかもしれません。
      さて・・・巣立つまでどんだけデカくなるんだろか??

タイトルとURLをコピーしました