水泡に帰す

LIFE
 「見積・相談無料!」と看板掲げているが・・・・。受ける方としてはそんなに簡単なことではない。相談だけだって、時間を使うし、見積の積算ともなれば、素材のことを調べることもあるし、結構な時間を要するものだ。
 だから簡単に考えて、あっちも、こっちもと乱発されては、多くの積算をすることは大変な労力を使う。
 通常は施主様の大体の意向を確かめて、「概算見積」という形で、予算とその配分を確かめる。概ねの方向性が確認されたなら、細部の詰めに入り計画が決まっていく。そうしたお互いに同じ方向を「向いていく」とう前提での、書き直し、積算のやり直しは、全く必要な作業で苦労ではないのだが・・・・・・。
 昨日の日曜日最後の打ち合わせ案件。奥様の意向にそって、昨年からプランを煮詰め、打ち合わせを重ねてきた。近日中に積算が終わり3月上旬の工事入りの手筈であった。
 
 それが紹介者の工務店から「旦那さん 違う考えみたいですよ」とアドバイス頂き、ちょっと慌てる。それじゃ御夫婦二人在宅の時に、打ち合わせに行きましょう、と約束したのが日曜日の夕方。
 それがその日の朝。奥様から電話で「主人とは考え方が違ってケンカしました。この話は保留にしてください」
 ・・・・・・・・・水泡になったみたい。

 この間の労力は誰も補ってはくれない。商売ってこんなことも多いのだ。

 昨年も、御夫婦でペレットストーブを買いにこられて、機種も工事の日取りも大体決まっていたんだが・・・・・設置する部屋を巡って、私の目前で言い争いに・・・・・。

 こっちも水泡に・・・・・・・・。

 夫婦間、家族間で考えが違うことは侭あることだ。私も尽力するけど・・・・家のことは家族内で同意形成を計っていただかないと・・・・・・・上手くはいかないなあ。

国府田産業HP
 

コメント

  1. Mr.トリデ より:

    こんな時は、「なんだかなぁ」という気持ちになるんでしょうね。御愁傷様です。
    我が家の場合、薪ストーブを設置したい私に対し、うちのカミさまは全くその気が無く、もめる以前の問題です(*_*)。

  2. kouda より:

    > Mr.トリデさん
    まさに「なんだかなあ」・・・・時々あることです。私の目前に居る方がお客様で、その意向に添ってプランしますが。その先の家族のことは・・・ねえ。まだ若い夫婦なら、パートナーの意向を確かめたりするんですが。何十年も連れ添ったと思われる方は、これまで気にしませんでした。が、こちらも気にかける必要があるな、と思いましたね。

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