アナログな方法が一番確実なんだよね・・・

STOVE

何度も書いてますが、お客様はストーブ本体が気がかり・・・。でも私は本体はどうでもよくて煙突や排気管設計が気がかり・・・です。

昨日来店されたお客様の現地調査早速今日行ってきました。

持参されたスマホの写真とか図面とか見ると、掃き出しサッシの袖壁がわずか一尺もなくて、それ以外排気管を抜く壁は無いようにみえます。

加えてその入隅に斜め45度に置きたい・・・・というのはストーブ屋にとって難易度が高いのです。

文字で説明するのは難しいのですが。ペレットストーブって、メーカーによって正面向かって左側、あるいは右側、そして中央と、排気管が出る水平方向の位置が違います。ストーブを内壁の斜め45度に設置すれば、貫通する壁の抜く位置が相当違ってくるのです。今回の場合正面右から出ているストーブは入隅に近く、左なら掃き出しサッシに近い方に寄ってきます。

袖壁自体1尺あったとしても、柱自体の厚みがありますから、実質抜ける空間は20cmもないわけで・・・・。

途中リフォーム工事が入っているので・・・・・すが。上部に柱二本が見えます。この間が袖壁です。加えてエアコンの配管も見えます。その右わき15cmもない幅の部分が排気管が唯一抜けるポイントとなります。

加えて室内側からすれば上下方向に稼働するカーテンも制約になる!!!

こうなるとお客様むけだけでなく、私自身でも、干渉せず設置可能か???というための現場で採寸は精緻を極めるわけでして・・・・・・・。

 

こうした場合一番わかりやすいのは、型紙をつくって置いてみる、ということなんです。

ストーブの外寸の紙を切って、排気管位置を明記して、置いてみる。

カーテンを逃げ、見た目も良く、そして、排気管の抜く位置も決められる。

アナログですが、これ以上確実な方法はありませんし、お客様と共通のイメージが構築できます。

どうにか設置できそうです。で、これで見積書を書くことができます。

カーテンの脇、内壁から見れば、12cmくらいの幅を抜く、ことになるだろう。

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