水路の近くの外構工事は気を付けよう

WORKS
只今打ち合わせ中の外構工事現場。
敷地の堺に水路が流れている。土手は自然転石を積んだだけである。この水路良く溢れて近所では床下浸水を起こす、らしい。引っ越してこられた施主様は、それを聞いてちょっと慌てた。ゲリラ豪雨の被害は毎日のようにニュースになっているし・・・。
それで水路際に増水しても庭が浸水しないようにブロック塀を掛けてほしい、と提案があった。
「うーーーん困った 実はこれ簡単じゃないんです」
つまり。石積みの水路というものは、石の裏側、そして下側の砂利部分も伏流水が廻っている。こうした水の動きで、目に見えないほどの速度で石も動いている。
つまり小川の際は、余程深く基礎ベースを掘り下げないと伏流水の動きてブロック塀も傾いてしまうのだ。勿論それをやろうとすれば、水も入ってくるから、水を迂回させないと工事はできない。水路をいじることは、水利組合もふくめ、関係機関の承認も要る・・・・・・。
ということで、滅多なことでは出来ない、といわないタチだけど、役所の改修方針を待つことを提案させてもらった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました