まったく、何十年ぶりかの試験だ言うのに、植栽について、有効な勉強ができず半ば「諦めて」試験に臨む事になった。なんとも情けない話である。
とはいっても、合格を諦めたわけではない。ここで「捕らぬタヌキの皮算用」 の登場。
学科問題50問、おそらく50点。植栽は10問だが、植物名を知らねばかけない問題は例年だと6問程度。残りの44問中39点は取っておきたい。6問中一個くらいはマグレ当りもあるだろう。で合計40点。
実地の学科は10問、おそらく20点。こちらも例年だと難しいのは2問くらいなので、16点を目標にして。
最後の作図を30点中、20点あげれば、合計76点。これで合格できるんじゃないか、とソロバンを弾く。勿論この点数が合格ラインというのは、勝手な私の思い込みである。
あっという間に試験が始まり、学科は思惑に近い形になりそうだったが、午後の実地の学科が予想外の問題であって予想より一問失敗したような気もする・・・・・。
さて最後の作図問題であるが、「ゾーニング」作図と呼ばれる。
解答用紙には、北側隣地との境はブロック塀H1000だとか書かれた敷地の平面図と方位、そして一階部分の間取りが入った家の配置が印刷されている。
加えて、駐車スペース、駐輪スペース、門扉、生活動線など最低限入れなければならないものが、指定される。
そこに、自分がデザインしたエクステリアを描いて行けば良い。用紙には、門扉の間口高さ・塀の材質高さ・アプローチの仕上げ方法・駐車場の面積や仕上方法・庭園部分の仕上げ方法など明記を義務つけてある。
今回は、各窓から見える風景を書けという、今までにない設問もあったね。
が、基本的に自分で条件は考えて、その設計意図を作文しなければならない。
つまり、家族構成は(夫婦、子供2人、祖父)5人とかだ。和風が好みの祖父のために、和室からは和の植栽が見えるように植生した。アウトドアスポーツ好きなので、駐車場脇に大き目の物置を配置した。家族で楽しむバーベキューのために、広めのウッドデッキを作った。外観より内観を重視して、玄関前のスペースを最低限にした。隠すより開放的な家にするために、低めの植栽で道路との生垣を作った・・・・。
おそらく採点の基準というのは、こうした意図と作図に矛盾がないか。正確な設計図ではなくラフスケッチに近くて良いのだが、その意図が施主様や施工職人に伝わるものであるか。実際生活する人の使い勝手や動線に欠点がないか、だと思う。
勿論自由とはいえ北側に主庭を持ってきたりしては× 論外である。
こうしたプランニングこそ、私が仕事していてもっとも楽しい時間であるから、この作図には自信があったのだ。
3時間余の試験時間。今年は例年以上に敷地が広く、且つ間取りも面白いデザインであったので、創作意欲が湧き、2時間で凡そのものを書けた。細部を書くには余裕の残り時間!!!
我ながら良いデザインじゃん。合格間違いなし。調子に乗ってしまう悪い癖がでていた。
ここで、間違い・勘違いがあっては、と問題をもう一度読み返す。
あれ??、問題がもう一ページある?。なんとそこには、例年では指示されていなかったのだが、「駐車スペースは二台分」と書いてある!!!!!!!絶句。一台分しか描いていない。敷地が広いわけだ。
慌てた慌てた。描いた門もアプローチも仕切り壁も、消しゴムの餌食となった。
何とか、最低限の書き直しで、ツジツマを合わせて時間に間に合ったのであった。
合格した今だからこんな所で書けるけどね。
試験問題文を良く読むこと、子供には言っていても、自分で忘れてる。この失敗は子供には内緒なのでした。
コメント
問題を読み返して良かったですね(笑)
試験の様子が目に浮かんできました。
ポチ!
ポチありがとう。
エデンさんならチャレンジしそう、そう思って、ちょっと詳しく試験内容を書いてみました。
私も去年に初めて知った資格です。
記事にありますように、植栽は難儀しましたが、それ以外はちょっと勉強すれば、何とかなりました。
植栽は私より詳しいような気もしますし、来年受けてみてはどうでしょうか。
合格おめでとうございます!!
試験に対しての考え方が、的確ですごいです!
「こうやって勉強するんだ・・」と学ばせて頂きました。
最後笑ってしまいました。
見直すって大事ですよね。私はいつも見直すのが面倒で
終わったらなにしよ~とか考えて時間を無駄に過ごしていました。
恥ずかしい。
本当にお疲れ様でした(*^▽^*)