建築というものは、色々な職人の技の集大成である。
だから各々のパートを所定のグレードを仕上げるのは勿論のことなんだが・・・同じ位重要なのが「しっかりとしたリレー」。
つまりバトンタッチが重要なんだね。
後のパートの職人が作業しやすいように・・・・あるいは「あ、ここ、気を遣ってくれているな」と職人同士ならすぐわかるのだ。
それが自分のパートだけ、言われたとおりにやりました。という仕事で、その後のパートで大変な思いをすると・・・・監督が悪いのか、職人が利己的なのか・・・・・
「何やってんだよ」と愚痴の一つも言いたくなるのだ。
そんな今日の仕事です。
車が突っ込んで傷んだ建家の改修工事。当社はゴミの撤去と基礎部分補修だけのはずだった。
しかし内部アルミ引き戸のレール下のモルタルの詰め込みが必要だと言う。
出かけてみれば、新設レールと床の土間コンのクリアランスは2-3mmしか空いてなく、どんなグラウト材のようなモルタルをつかってもレール下に回るとは思えなかった。
レール下にモルタルを詰め込むには、土間コンを大きく削るしか作業できないのだ。それをやるよりは、サッシ枠を一回外したほうが早いと思われた。監督にそれを進言すると、大工は今日は来ない、明日にはサッシ本体が装着予定・・・・とか。
仕方ないので、私が一人で出かけて、先週大工がつけたサッシの枠を外してレール下のモルタルを詰める。
2時間半位の作業なんだが・・・・・チームプレーができたなら、こんな余計な作業をしなくてすんだはず・・・・と少々腹がたつのだ。
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(有)国府田産業 | ペレット・薪などの木質エネルギーを推進するリーディングカンパニー 栃木県日光市
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