ペレットストーブの普及は、一二にもストーブの普及ですが、訪問した山形県飯豊町は、おそらく日本一、二の普及率でしょう。その理由は
1.県の補助に加えて、町独自の購入補助金がある。
2.地元工場があることで、雇用など産業振興に寄与していることに理解がある
3.公共施設にストーブが設置され、役場庁舎にもペレット利用の空調が入っている
4.燃料費にも補助があり、購入した燃料費の2割!も地元商店利用の金券として還元される。
と森の中にある町だけに、いかにも森林資源を生かした振興策がとられておりました。
特に4は素晴らしいと思います。カロリー当たりの燃料費はもうすでに、灯油より安いと言われているので、燃料費の削減で導入する人もいるでしょう。その誰でも使う暖房費がさらに2割も還元されて町内の消費拡大に貢献するわけですから。これはお得です。
化石燃料を減らそう、という理念だけでなく、辺境で森しかない、というハンディを逆手にとって、持っている森林資源を最大限雇用や生活改善につなげていく、施策に唸ってしまいました。
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