イワシの頭も信心から

LIFE

 今日は節分である。

 大豆を撒いて「鬼は外!、福は内!」 と言うのが標準的な形であろうね。

 家の飾りはそれぞれ地方色があるのかもしれない。

 当地では、ヒイラギの葉と大豆の枯れ枝にイワシの頭を刺す。
 その流儀に倣おう、とした女房は昨年。やってみた。

 イワシは何処にでも売っているが、ヒイラギも大豆の枯れ枝も何処にも見つからず、仕方なく割り箸の先端にイワシの頭を差し、家の玄関には割り箸を刺す取り掛かりがないものだから、セロハンテープで貼ってすます、という行動に出た。

 帰宅した私はそれを見て、大笑い。余りに可笑しくて、腹を抱えて笑ったものだから、女房殿はへそを曲げた。

 それが今年はスーパーに、ヒイラギと大豆ガラセットが売っているではないか。早速ゲットして飾ってみました。

 節分で思い出すのは、数年前地域の育成会長時代。毎月のように行事をやっていて、節分企画というのを考えていた。(以前書いた話題だが・・・)

 会長扮する鬼が、子供たちの各家へ乱入するが、豆を撒いて退散させる。と言っておいて・・・。その実やってくるのは、本物の秋田ナマハゲで、豆なんか効かないよと居座り酒を飲み、子供たちに親の言うこと聞いて良い子でいるか、諭して(脅して)廻る。

 という 涙不可欠の 恐ろしい企画である。

 女房殿に、親戚でナマハゲの面もってないか、と聞いてみたが、農家の納屋に転がっているようなものではないらしく、面が手に入らずその企画は断念した経緯がある。

 それが昨年、本場男鹿半島のナマハゲ伝承館に行ったら、木彫りのお面が売られていた。振る舞い方も勉強できた。その他の衣装も何とかなりそうであった。

 急に、あの時の「幻の企画」を実行してみたくなった。

 何処ぞの育成会か何か、呼んでいただければ出張して、ナマハゲが子供を諭しに参ります。

 

コメント

  1. mk007 より:

    良い環境の生活をされてますねー羨ましい~しかし住んでるだけで何もしなければ何処に住んでても同じですが、環境に順応した暮らしぶりのあなたは、素晴らしい。親父が何時も言ってましたが神、仏は頼るものではない。尊ぶものである。
    イワシの頭も信心から~通じるものが感じられます。

  2. kouda より:

    コメントありがとうございます。
    自分から読者を増やすようなことはせず、マイペースで身の回りのこと書いておりますので、思っても見ない方の書き込みは大変嬉しいです。オマケにお褒めの言葉まで頂戴してしまって。
    泳ぎ続けるマグロのように、動いていなければ死んでしまう。時間を損失しているように思うケチな性分です。
    40歳代になると、公私共にいろいろ大変です。全国にいる同世代の友人たちに、オレは今日もこんなことして、元気だぜ、そっちも頑張れよ。と伝えるのが書いている動機です。
    落ち込んでいる人には、かえって「暑苦しい造」「しつこい造」になっているかもしれませんが、ハハハ・・。
    この歳では性格も変えられないので、居直ってウルサイ親父節を展開しております。よろしければ、飽きるまでお付き合いください。

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