貧乏暇なし、とも言いますが。やることに事欠かない当社です(^_^;)。
週末は久しぶりに「薪狩り」になります。それも2トンダンプ25台近くになる、という大規模なものです。
そんな原木何処に置くの???という本質的な問題は先送りです。
手に入れられる時にゲットしておかないと・・・・・その先何時手に入るか分からない?!!!。というのが薪の原木です。実際昨年は想定の量が確保されず・・・・・急遽仲間から薪を仕入れる事態になっております。(儲けなしで売るけど、とりあえず薪がないと迷惑をかける、という状態)
当社の薪は、個人から原木を買うこともあり、また仕事で請け負った伐採樹、そして林業者、植木屋さんなどから仕入れております。
薪ストーブユーザーの増加に反比例するように、年々原木の調達は少なくなっております。
それは林業関係など、現業の仕事が先細りであること。
薪が小金になる、ということで、造園屋さんなども伐採樹を「商品化」しつつあること。
そんなわけで安い原材料は無くなってきたなあ、というのが実感です。
市井の薪ストーブ屋さんは、「薪原木はこうやってゲットしよう」「こんな方法もありますよ」なんてバラ色のこと言ってストーブ購入を後押ししますが・・・・・・・・。
世の中それほど甘くないです・・・・・・。大抵ストーブを買わせるためのいい加減な、その場限りの取り繕いの言葉です。それで、原木がゲットできるとしたら・・・・、相当な努力の連続が必要となるでしょう。
薪ストーブ屋の軽い言葉に騙されるな、ということですね。
そして自分ができること、やれること、ちゃんと認識し、原木の安定供給先を確保してから導入するのがベストですね。
暖房費として、ひと冬、薪を購入して幾らかかるのか、とちゃんとシュミレーションして、その暖房費を了解して導入する方は問題ないです。
ただ・・・・・
業者から産廃としてでる「木材」を薪として「タダ同然に」利用できれば、暖房費浮くんじゃね・・・・なんて考える方最近は流石に減りましたが・・・・それに類する方は、未だ多いです。
そんな方が暖房費が安くなるから、イニシャルコストが高くても、薪ストーブを入れよう、と考える方が・・・多くの場合悲劇の対象になります。
結果 思うように薪が手に入らず、稼動しない薪ストーブが鎮座している、脇で石油ストーブが燃えている・・・・という残念なストーブが世の中いかに多いことか・・・・・・・・・・・。
他人の会社は知りませんが・・・・・・売ったものが使われないでいる、というのはコウダは耐えられませんね。
商品が使えないでいるなら、売らない方がまだマシだ。
「薪ストーブ良いよね」 そういう方は世の中ゴマンとおります。本当に使いこなすには、薪の調達も含め、多くのハードルがございます。
薪ストーブ屋としてアドバイスですが、
くれぐれも、安直に考えて薪ストーブなど買わぬように願っております。
週末の原木の調達も、大変ハードにな仕事になります。危険だし・・・キツイし・・・・。
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