電動チムニーファン 設置完了

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理想の薪ストーブ煙突形状とは・・・・シンプルに、一言で言い切ってしまえば

[棟木の近くにトップが抜け、風の影響が極小で、真っ直ぐ6m程稼げる]

というもの。

一般ユーザーは、間取り上ここにストーブ置いて・・・・と簡単に考えがちであるが・・・・

それほど簡単ではない!。

煙突として譲れない設計・コスト・メンテ・使い勝手・・・・色々あるのだけど・・・・。

そうした「色々」問題を指摘できる、あるいは「それはダメ!」という業者でなくて

「ネットで探した安い業者で決まり」

「下請けなので、元請けの言う予算内で設計」

 

というのは多分に不幸だと思うけど・・・・。こういうネットで見積もり取って決定!という時代だから・・・、実際は殆どの事例だろう。

こちらとしては自暴自棄的に    好きにしろ! だね。

大体が・・・・予算優先で、煙突設計がされて、上手くストーブが燃え、問題なかったことなど・・・・私的には殆どない、まして、遠方の業者に一式○○円で完工というネット広告が出ている時代・・・・・・・勝手にしろ!

高い買い物なのに気の毒な話だと思うが・・・・選択するのはユーザーなので致し方ない・・・・可哀想・・・残念!!切腹!!。

まあネット社会の弊害かもしれないが、当方が情勢を改善するスキルを持っているわけでもなく・・・・。上回る宣伝力があるわけでもない・・・・・・・。そうなった方には不幸だが・・・・。当方はお客様に本当にお役にたつ設置をするのみである。

 

新築時に設置なら、図面が決定する前の段階で、理想に近づけるためのアドバイスは無料でおこなっている。

しかし後付けの場合は・・・・・・・結構難問になる。

 

今回は条件が厳しかった。リホーム建家。

まずセレブな作りで、簡単に煙突が通りそうな、ホール&吹き抜けは高さが9mもあった。他の部分は総二階で・・・・・総坪数も80坪程あって・・・・・冬の暖房だって、どんな大型薪ストーブだって・・・補いきれる訳もなく・・・居間を中心に、と思ってもその居間に設置するに何処に煙突を取り出して良いやら・・・・・・。壁抜きしても、2階部の壁が一階より内側になっており、煙突を支える部分が無く大変厳しかった。

 

 

そんなわけで・・・・・・当社史上最高額な見積もり金額が確定し提示。

 

何時ものように、イニシャルコストの問題でなく。薪も含めてランニングコスト維持していけんの????止めたほうが良い、と匙を投げた、というかダメ出しをしたのだ。

数ヵ月後、それでも設置したい、と言ってきた。その予算は出せないけど・・・・・はあ????(^_^;)。

 

半ば呆れて・・・・・それでは金をかけず薪ストーブを設置する方法とは????????。さらに再検討。

 

思い出したのは、長野県の「エコレットカンパニー」さんがストーブデモで使用していた電動強制排気ファンである。4年ほど前から目にしていた。

問い合わせれば、在庫はないという、イタリア製を一個取り寄せれば、ちょっと高くつくが・・・・・・これ以外に方法はなさそうだ。

 

で、間端折るけど・・・・。こんなんなりました。↓。

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こうした工作をできるストーブ屋さんは全国的にも少ないと思うけど・・・・。

 

いや当社の自慢話ではなく、これを見て、そうかこうすれば良いのか!!!と思ってくれたストーブ屋さんに無償で作例を披露するし、技術的な質問も受付ようと思う。

尽力してくれた「エコレットカンパニー」さんのチムニーファンが売れれば恩返しになる、という意図だ。

近日中に当社「焔HP]でもう少し作例をアップするので、興味があるユーザー様、否、ストーブ業者さんは連絡ください。技術的なポイントを無償でアドバイスいたします。

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コメント

  1. りょう より:

    鼻隠しを板金で巻いていない建物のようですが、軒と排煙位置が近すぎではないですか?
    最悪煙突内火災を起こして上部から火の粉が出た場合、軒に火が回る恐れがあるのでは?
    あと、VVFケーブルのステープル止め屋外露出はまずいと思います。

    • Kouda より:

      そうですね。鼻隠しの防火対策は必要ですね。煙道火災に関しては、T字管2個の使用で経路の見通しが良いので、お客様がコマメにチェックするようにアドバイスしています。離隔に関しては、ここはベランダ上でこれ以上離れると通路を塞いでしまうので難しい位置関係ですね。

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