前にもこのページで解説したと思うけど・・・・・。
「白華」という現象がある。セメントも砂も自然界に存在する鉱物だからいろんな元素が含まれている。それらが混じり合ってどんな反応をするか、実は分かっていない。また大気中のCO2や雨などの作用もある。
強固に固まっているように見えるコンクリートから、粉が吹いたように白い結晶が出てくることを「白華」という。セメントや骨材からカルシュウムが溶け出し、炭酸カルシュウム類の結晶として表出したもの、と言われている。
厄介なのは、出ない時も多いが、時には出てしまう、という気まぐれな奴であることだ。
似たような存在の幽霊が、夏というステージがあるように、白華が出るのは、大抵冬の工事。一方が墓場がエリアだが、こちらは、レンガ・ブロック工事が多い。
出る量も、期間もマチマチで、一回洗えば、消えてしまうものから、長期間で続け、鍾乳石のように、ミリ単位で成長するものもある。
昨年12月の工事。これって、症状が「微妙・・・・」つまり家の基礎に塗ったモルタルが原因なのか・・・・。当社で施工したインターロッキング製品が原因なのか??・・・・。ちょっと分からない。責任転嫁してても仕方ないので、まず様子見で、当社で薄い酸でまず洗ってみることにした。
他の工事が忙しい最中。災難といえば、災難だけど。これもキャリアップになると思い取り組みます。
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