リフォームの相談で訪れた某ペンションには、先人が別荘として建てた、という古風な離れがありまして。
そちらの暖炉も見てくれないか、ということで拝見させていただきました。より暖をとるために、鋳物ストーブを入れたらどうか、というオーナーさんの意向でした。
が、一見して、びっくり!!!。本格的な一級の職人が積み上げた立派な暖炉だったのです。それも一階も二階も同じ作りでした。つまり煙道が重ならないように、少しオフセットして、1.2階一体として積み上げて作られておりました。
チムニーも一体ですから、7m位の石積みです。
今同じものを作れと言われたら、数百万円はかかるでしょう。
滅多のことでは「出来ない」と言わない私ですが、これを改装して元の以上のものはできません。
これはこれで暖房効果以上の効果がありますので、このままお使いになるのがベストです。
それにしても良い仕事見せていただきました。
火口近くは地元の大谷石。本体は鉄平石か?安山岩系のコバ石が使われております。
おまけに目地には金色の彩色が・・・・凝ってます。
コメント
暖炉はそのまま見せるインテリアとして使って、別途、暖房用に薪ストーブの導入できれば最高ですね。
かわはらさんの言う通りです。まあ事情が複雑でして割愛しますが。離れでない本館の方へストーブがはいることになるかもしれません。