またも話題が時間軸的に前後するが、お許しを・・・・。
長野県須坂市でのイベントが、感染拡大阻止のために県外者来場禁止に急遽なってしまい。
時間が空いてしまった。そこでご近所である「サンクゼール」本店に行って長野市の友人にワインなどギフトを買うことにした。
「サンクゼール」はだいぶ昔に記事にしたと思うけど・・・・・・私コウダが「こんな会社を作りたかったんだ!!!!」というまさに理想の会社である。
事の出会いは栃木県にアウトレットがオープンして、私 そんな処本質的には嫌いなのだが、当時は嫁さんが休日に行きたい、という希望もある程度調整していたわけで・・・・。それが那須のガーデンアウトレットというところでした。
目的ショップは長野県で地ワインを作っている店だという。行けば、ワインの他ジャムとか・・・加工品多数。中には豆板醤・坦坦スープみたいな中華風調味料のビン詰もあり・・・・・・「なんでも売れれば良いんだよ、ちょっと流行ってくるとな・・・・なんでワイナリーで中華風ソースなんだよ」と馬鹿にして、差し出されるまま試食品を口に含む・・・・・・・・・・・・・嘘?????・・・・・・。
その中華風のソースの味は、本物だった!!!!。慌てて他の試食品も味見する。
どれもこれも本物志向で作られていて・・・・・・・・何???この会社???と愕然とするのだ。
ビックリして・・・店員に迫っていた「オタクの会社なんなのよ???」
店員さんは落ち着いて説明してくれた。
「うちの会社は長野県の北部で、自家農場で葡萄やりんごや野菜を作り、自社でジャムやワインに加工しています本当に美味しいものを正しい作り方で作ってます。皆生き生きと仕事しています。素晴らしい会社なんです。是非行ってみてください」と言われてしまった。
今時、自社を「素晴らしい会社だから見に行ってくれ」と社員が言い切る会社が日本中どれほどあるのだろうか???。だから私はその店員の言葉に従ってすぐ次の週には長野に向かっていたのだ。
で訪問すれば・・・・確かに素晴らしい会社だった。自社製葡萄だけでなく、地域の農産物の加工も手がけ商品群は益々増加。オーナー様キリスト者なのでチャペルもあり結婚式も挙げられます。またレストランも人気で美味い。まさに今でいう6次産業の先駆けリーディングカンパニーと言っても良いのだ。そして何より栃木のアウトレット店員同様、スタッフが皆プライドを持って楽しそうに働いているのが衝撃だった。
こうした会社は一朝一夕にはできないことはわかっている。実際オーナー夫妻の苦労はパンフレットに「物語」として書かれていた。しかし偶然もあり、世の中の流れタイミングもあり・・・・結果として小さな村有数の会社となり、多くの雇用を抱え、そして全国に多くの消費者を抱えるまでになった。
本当に素晴らしいと思う。
私も人生後半ですが、目標として少しでも近づけるように努力したいと思います。
売れれば良い、評価されるものだけを作る会社でない、ことはこのコロナ自粛の中、ケラケラと楽しそうに笑ってレストラン中庭芝生で転がって遊ぶ子供達を見ているだけで、この会社の姿勢の素晴らしさが感じられます。
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