想定外の離島キャンプ場のキッチンカーの出現。そのパフォーマンスは想像以上でした。
まず頼んだのが帆立貝の炭火焼。しっかりとした身の詰まりと濃厚な味は、素材が朝まで海に居た鮮度が感じられ、まいう____。
次が山形の「ダシのせ冷奴」なぜ北海道の離島にダシがあるのか???? 聞けば料理人山形の出身とか、納得の本場の味!!!まいう_____。
「タチカマ バター焼き」タチカマって何よ???。よくわかんないけど・・・・・地もの料理みたいだし 委細構わずオーダーする。
いや・・・・まいう____。ってこれって何?????
タラの白子のかまぼこ!!!!!!だって。
それ痛風の発作持ちの私にはヤバイじゃん。ビールも煽っているし・・・・・・。
ま…良いか食っちゃたもん、今更しょうがない。
そして次は多国籍居酒屋みたいですが・・・・タイ料理みたい「ラープ」だって初めて食うぞ。パクチーが効いている。
これもまいうー。
そして地元産ニシンを使ったタケノコ煮物・・・・・・。筍はネマガリタケか?????。料理人若いのに・・・・・渋すぎるオフクロノ味!!!。まいうー。
美味い!!飲んで食って、当然街の飲み屋に繰り出すことは捨てて向かっていたけれど・・・・。もう十分満足しました。
自分で食事を作ることも放棄して、仕上げの「ホタテの炊き込みごはん」をオーダーしていた。
料理のグレードって多岐に渡ると思うのです。そこでしか取れない素材の価値、伝統料理の技術継承。組み合わせの妙・・・・。調理人の技。
キッチンカー調理で・・・・・、白トレイの皿で・・・・・、簡易ベンチで・・・・・。
でも充分そのパフォーマンス感じさせていただきましたね。
結局翌日港町の居酒屋のパフォーマンスは体験できずに帰ることになるのだが・・・・・・後悔なく十分当地の料理堪能できました。
「で、このお店屋号は????」
「ありません」
「ありません???? て。おじさんのブログ等で紹介したし、知人に紹介するにも、それじゃ困るね??」
「ま、他に店無いじゃないですか・・・。」
「確かにこの離島でライバルが現れるとも思えないが・・・・せめて屋号位決めておけよ」
なんて会話しました。
色々聞いてみると、キッチンカーの周りで遊んでいる2.5歳児が一粒種で。元々は地域興し協力隊員OBらしい。
旦那はこのキャンプ場の管理人の季節雇用職員。
今日は連休さなかで、来月はお盆休みの繁忙期もある・・・・けど。この離島で・・・・・どうなのよ生きていくための商売、ビジョンは????。
つい他人事でも気になるのがタコ社長なんです。
「来客ゼロという日もありますね」と涼しげに言う。
「じゃ今日は大繁盛だね」
「はい。おかげさまで結構売れました」
売上に貢献できて、良かった良かった。 です。
昨日紹介したオヤジも。昨年来てキッチンカーが気に入って再訪らしいです。
オヤジの話はまた後日。
「冬とか・・・・・厳しいでしょうけど・・・・なんとか食っていけると思います」
と私の質問に答える若い奥様の調理人。
すげえな・・・・と思う。
日本国内でもなんか辺境で生きる人間の力強さは未だあるんだ、と認識する。
最初で最後かと決意の利尻行きでしたが・・・・また再訪したくなるのでした。
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