商売というものは、川上からエンドユーザーまで利益=食い扶持を皆に与えながら流れていくのが「道理」となっております。これが滞りなく流れれば、皆が共存共栄となるわけです。
建築資材もほとんどの商材と一緒ですが、メーカーから問屋そして販売店・エンドユーザーへ流れます。
4月2日から行ってます校舎の補修作業は、私の思惑としては二日で完了の予定でした。春休み中完了という条件もあり。木・金曜日で終わらせたかったのです。現在土日は学校はクローズでしょ。勝手にやっているとガードマンに通報されちゃうし・・・・。もし6日までずれ込むと、その日がタイムリミットだし、何時までも晴天が続くとは限らないし・・・・・。
4月1日に、仕上げの塗材の注文をすると、通常午前中なら翌日入荷するものが。工場の棚卸により1日は出荷業務がない、とのこと。2日出荷の3日着でも、ここの運送会社は来る時間帯が早いので充分間に合うはずだった。「2日に間違いなく出荷するように確認しておいてくれ」と問屋の社員に念を押しておいたのに・・・。
3日お昼近くなっても来ないので、問屋に確認すると・・・・・
注文自体を忘れたらしい!!!!!あれほど念を押したのに・・・・・・
担当営業が工場まで車飛ばして引き取って届ける、と言ってきた。それで何時着くの?? 午後4時すぎ!!それからやって日暮れまでに終わるわけないだろ!!!馬鹿もん。
怒り文句はこの一言だけだ。声を荒らげたって、叱ったても、品物が届くわけじゃない。歳も歳だから、怒っても仕方のないことは鉾を収めて、次善の策を考える。
元請の監督に事情を説明して侘びをいれる。監督も天気のことを心配していて、学校側に初めは「ダメ」だったのだがもう一度頼み込んで土曜日の本日作業をさせてもらえることになった。不幸中の「幸い」である。
「今日間違いなく出荷してくれ、宇都宮の運送会社のセンター止めで。朝取りに行くから」
と問屋の尻拭いで、工期が半日伸び、さらに本日早朝早出引き取り業務が追加されたのである。
タコ社長はあいかわらず貧乏暇なしなのだ。
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