11日は当市恒例の「花市」

TOWN

私が生まれた「旧今市市」は、町名に市が入っていることからもわかるように、また山と平野との境に位置し地政学的にも交易の地として発展してきました。

その名残ともいえるのが正月に開催される「花市」です。

昔は正月4日の開催でしたが。正月は皆出かけてしまう、という生活上の変化もあり。現在では2月11日開催になっています。

遊ぶところも、店もない、田舎ですので。露店というのは子供心に楽しみでして。大人はダルマなど縁起物や植木、そして刃物などを品定めし、子供はもっぱら、お好み焼きなど食べ物や、おもちゃなどが楽しみでした。

私も子供が大きくなってからはそんなに出かけないのですが。

触りだけでも覗いてみるとお店の変遷があって面白いです。50年前は綿菓子、金魚すくい、ヨーヨー釣り、セルロイドお面、鉄砲などの玩具なんてのがありましたが・・・この辺りは絶滅したみたいです。七味屋も見なくなったなあ。昆布など海鮮の乾物屋もあったかなあ???。

食い物は、焼きそば、たこ焼き、イカ焼き、なんてのが一杯出てましたが・・・・・。広島風とか大阪焼きとか地方名産の冠つけたもの、増えましたね。イカ焼きも不漁のせいか最近見ないです。子供に人気の「唐揚げ屋」も増えましたが・・・・・オジサン的にはパス。

そして露天商というよりも「屋台」と言ったほうが似合う「ベトナムフォー」「汁無しタンタンメン」「ゲバブ」「タイ式カレー」なんてのも増えてきました。

時代に流れの変遷というのは、面白いと思いました。

ただ・・・・・・二軒もはしごするとすぐにカロリーオーバーというか、食べきれないので・・・・困ります。

実際今回も「台湾風混ぜ混ぜそば」と「広島名物汁なしタンタンメン」というのを両方試してみたかったのですが・・・・・・すでに手元に「広島風お好み焼き」を買ってしまい・・・・あのボリュウムだと食えないだろう、と断念したのです。

その意味では・・・・話飛びますが。当社は日光そば祭りで当社のピザは23cmの小ぶりなものをワンコイン500円で販売しております。そばを食べた「小腹」においていただければ幸せ、という配慮というか戦略なのですが。

花市の露天商の方も、一人前500円600円が、採算なのよ、と思わずに、手間はかかっても300円400円で少量提供したほうが、他の物を食べたい方にもまた購入してもらえる可能性が高まるのではないでしょうか???。

皆で少量パックにしてWINWINとなるか・・・・・・どうかは保証しませんが・・・・・皆でチャレンジする意味はあると思いますよ。

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