昨日の続きです。
選ばれた色のせいで、ちょっと派手に見えますが。
見えない所で苦労したのは、下地の玉石の掘り出しと、水処理でした。
今回の土間コンクリートと、塗り壁が立ち上がったことで、この家の雨水はまったく逃げ場を失ってしまいます。
下地の浸透性は良いのですが、寒冷地である当地は、土の凍害によりブロック塀が傾く、破壊される懸念があります。そこで、やりたくないことではあるのですが、塗り壁の二か所に水抜きパイプを伏せたり、屋根の縦樋と水場の排水を浸透枡を追加いたしました。また塗り壁の裏側には、土を除いて、砂利を入れております。
派手な工事よりも、機能性が劣るものはつくらない、という方針であります。
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