そんなわけで、初日から水道管破裂、という事故が起こってくれたのだが・・・・。
次なる山は・・・・・。
現場へ至る道路が5ナンバーの車がやっとの幅(1700mm)しかないのだ。
2トンダンプは同じ車幅で、私が乗っている乗用車は3ナンバーで1800mmちょっとでギリギリ入れる感じ。
つまりコンクリートミキサー車は基本4トン車以上なので、入ってくることができない。
↓下地砕石の設置具合。
ミキサー車侵入最奥部分から約50m 一輪車で生コンを運ぶことになる。
猫押し50mというのは我が建築経験上最長不倒記録である。
これを基礎のベースの時に0.5立米 そして土間コン打設時に2立米運ばねばならない。
実際2立米を3人で運ぶと、一人20往復位だった。
つまり1往復100m×20回。 数十キロの生コンを押して2km位歩いたことになる。
まあ、いい運動だったね。GW熊野古道で運動してきたからな、まだ大丈夫だ、これくらい。
↓現場はこの通路の最奥なのだ。
しかしこの一輪車押しをなんで「猫押し」というんだろうか????。
猫なんて絶対、人間の仕事手伝わねえだろうに・・・・・・・。
Wikipedia によれば、↓のような理由が言われているという。
- 建設用語で狭い足場を俗に「猫足場」といい、その狭いところに入ることが出来るところから来ているという説[1]
- 漆喰を練った「練り子」を運ぶ道具でありその略であるという説[1]
- 伏せた状態で置いたとき猫の丸まっている姿に似ているからとする説[1]
- 運搬時に猫のようにゴロゴロと音を立てることに起因するとする説[1]
- 木製であった頃、把っ手の部分の加工が猫の手のように見える形状であったからという説
確かに、一番目が一番近い気がしますね。二番目もそのような気もしますが・・・・・。昔の足場は、竹や丸太で組んであったので、漆喰はバケツで運んでました。その足場が丸太でなくて、板状になってまだ100年だと思いますが・・・・・・・現代の足場からすれば、それでもまだ狭い。
それでも猫が歩く(キャットウオーク)幅があれば、一輪車での搬入が可能になり重宝したと思います。・・・・・・一番が正解かも です。
しかしそれでも・・・ネズミ・モグラ等摂るしか役に立たない猫が、建築道具の隠語に使われているのが・・・未だに解せませんけどね。
なんとか打設完了です。
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