欧州の彫刻や建材としてもっとも有名で高級なのが、大理石。
これは石灰岩が熱変成でできたもので、色・模様様々である。
でも注意しなければならいのは、色と模様だけで選んではいけない。この石の特徴は、種類によっては、「ス」や「クラック」「石目」が多く入っている。つまり弱い。
だいぶ前に、大理石の貼り石を納入した現場から、呼び出しを受けたことがある。施主様が石が割れている、というクレーム。ハウスメーカーの所長も、施主様も、大理石=高級=見栄を張れる 位の感覚で選ばれたようで、こちらにしては迷惑な一件となりました。
トラバーチン という種類の石は、黄色からベージュ色で、木目のように、石脈が入っていて素敵なのですが・・・・原石は、スだらけ穴だらけの石なのです。日本では、ゴミが入って・・というクレームが多いのでしょう。同色のセメントで穴を埋めて流通しているものが多いので、気がつきませんが。二枚目の写真のように実は穴だらけの石です。
また一枚目の手前に写ってますが、裏側にネットを接着して補強してあるものも多い。そんなわけで、DIYや自宅建築に大理石を使われる方は、注意が必要です。
というか、DIYではお勧めしませんね。カットするにも専用のダイヤ刃が必要ですし・・・・。
なんでこんなこと書くか???って。
実はアイアンテーブルの天板用に大理石を今日カットしていたら、割れちゃたんです!!。余分に無いのに・・・・私としたことが・・・・・。
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