カーポートの建て方

WORKS
 世の中には、大変器用な方も多く、何でもセルフビルドされる方も居る。アルミカーポートも自分で、と言う方も要るだろう。
 でも意外に簡単に見えて、難易度は高い。特に柱が一列だけの片持ち式は、一人で建てるのは大変難しいので、注意しよう。ポイントを一つだけ教えましょう。
 
 メーカーによっては、最初の柱の組み付けを「○○の寸法で柱を正確に建てます。柱を固定したら次に・・・・」なんて書かれているものもある。
 セルフビルドなら、何日かけても良いだろうが・・・我々は柱の組み付けを一日目でやって、残りは次の日では・・・現状ではそれだけの工賃はもらえない。
 
 それにこの工程でやると、取り返しつかない失敗につながる。
 二本の柱を正確に鉛直に建てられたとしても、今度はその二本が平面的に正確に並行で、直角になっているか?というのは、空間に定規も基準もないから大変難しいことなのだ。まず無理。狂ったまま固定してしまうと・・・・・悲劇だ。
 
 工場生産品なので、本体は正確に組み立てれば狂いはでない。そこで我々プロは、柱を仮固定して空中で本体を組み立ててしまう。屋根材は正確に四角だから、これを入れてはじめて屋根の歪がないことが確認できる。
そうしてすべて上部を組み立ててから、最後に柱の根元をコンクリートで固定する。
 
 取扱説明書とまるで逆になるわけ。
 
 当社HP復活しました。www.geocities.jp/nikkoworks/index.
 
 

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