南三陸 迎賓館「鍵」建築ボランティア参加

LIFE
土曜・日曜とやっと南三陸へ行ってくることが出来ました。
 早朝から高速を飛ばしても、5時間近くかかりました。やっぱり遠いです。
 
 さて竪穴式の建物は、ブログで、その建築工程はチェックしてましたので、大方のイメージを持っておりました。しかし現物を見ると、平面的には、前方後円墳のように、鍵穴のような構造が、半地下式に建てられておりました。その名もずばり「鍵」と呼ばれています。
 素人の方なら、ふーん で済んでしまうでしょうけど。
 建築に携わる人が見れば、これを人力で現場で組み上げる、というのは、大変なことなのですよ。
 
 例えば方形の建物なら四隅の柱の位置が決まれば、それで簡単です。円形ということは、細かなピッチで柱が何十本も廻るわけで、そこから伸びる桁は中央で合わさるわけで、そうした正確な位置決め、そして材料の刻み・・・・・
 普通の建築なら、基礎屋さんが土台つくってくれますが・・・・ここはみんなでスコップで地面を掘り下げたわけで・・・業界用語で「墨出し」といいますが・・・どんなことして位置決めやったんだろう?????四角い柱でなくて丸太柱ですから、なおさら難しいはず・・・・・恐れ入りました。

 「さて棟梁、私何しましょうか??」
 「中央部の囲炉裏の天板取り付けて、そこの部分コウダさんに任せますから!」
 
 私「住環境コーディネーター」名乗ってますから、外構もタイル・左官工事からリフォームまでそれなりにやってきましたよ。木工事だってやってます。でもそのほとんどがウッドデッキや車庫など、ほとんどが2×4材。つまりノミやカンナといったものはほとんど使ったことないわけで・・・・・・。 
 
 でもハッタリ人生でここまで来てますから・・・涼しい顔して「OK!」
 
 まあここも角柱なら簡単なのです。丸でそれぞれ太さが違うから頭悩ませるわけで・・・・。
 
 仕上がりは下の写真で、釘なんか使わなくても動かない見事な天板が4枚柱に組み込まれました・・・・俺宮大工でも目指そうかなあ・・・・。
 すぐいい気になるコウダでした。
 

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