支援物資募集の呼びかけを始めてから2週間がたちました。本業は二の次に忙しかった・・・。
この間ヒシヒシと感じ続けたもの・・・・・それは人と人の絆 です。
多くの物資送ってくれた人そして添えられた手紙。物資をかき集めてくれた元PTAのお母さんたち。同行を快諾してくれた友人。避難所で動き回る先生たち。鳥もとの社長以下従業員の人たち。
仕事とはいえ持ち場でもくもくと働く警察官・自衛隊・消防・トラック運転手・重機オペレーター・・・・・その他多くの人たち。誰もが目の前のことに真剣でした。
日本だけに限ったことではないでしょうが、これほどまでに日本人は、見ず知らずの隣人であっても心配し、支援しようとしているのか・・・そんな善意の空気を吸い続けているような日々でした。
原発隣接住民においても。 逃げた方が良い、と外野は言いますが・・・・これも隣人を心配してのこと。
しかし町を出ることは、人間同士の絆、そして築いてきた生活を断ち切る、ことです。 これを簡単にはできないのは、これもまた共同体の絆があるからです。
多くの人たちが、何かできることはないかと案じ、願いをかけている。素晴らしい国民であることを感じております。
この間。涙が出そうになった「ありがとう」が数え切れないほどありました。なかでもこの3つ。
福島からの避難の家族がランドセルを取りに見えた時。小学生の姉妹が嬉しそうに品定めして選んだ際いってくれた
「ランドセルありがとうございました」
そして泥だしボランティアで、その家の孫に言われた
「おばあちゃん家綺麗にしてくれて ありがとう」
そして宮古からの帰り道。釜石を経由して帰りました。夕刻町はずれの小さな橋の上。年配の方がプラカードを持って立っており、通る車一台一台にお辞儀をしております。
「???」
そのプラカードには、大きく
「ご支援ありがとうございます」 と手書きでかかれておりました。
自分に出来ることは何か、出来ることはしたい。しなければならない。
老人の気持ち。よーく伝わりました。涙が滲みました。
写真は、泥だし作業日。とりもと従業員さんたち線路上でランチ。
今回で岩手行きの報告を終えたいと思います。
多くの方々のご協力ありがとうございました。
現地の写真をアップしております。
コメント
ありがとうございました。
皆さんのご返答感謝します。
まだまだこれからでしょうが。一個一個段階を経て、次に行けるものですから、末永く取り組まなければなりませんね。頑張って行きましょう。今回はご協力有り難うございました。
コメントありがとうございます。
記事にも書きましたが、本当に多くの方々の善意に触れることが出来た日々でした。
被災された方はもちろんお気の毒ですが、皆消沈しているわけではなりません。周り近所励ましあって活動されております。
遠方の我々も、息の長い援助が求められています。
今後は、物資よりも産業の復興に軸足が移ってくると思われます。
現地のものを購入していくのも、支援だと思います。