チタケうどんの作り方

TOWN
 
 昨夜の夕餉は大好評。普段山菜やキノコ料理の苦手な次女も完食。といかそれしか夕食はないので食べざるをえない、という話もあるが。本当に美味いと食べていた。
 
 前にも書いた気もするが今日はレシピ紹介。
 
 まずキノコ。里山にはこの時季珍しくないと思うのだが。本体は赤褐色。茎はオレンジ色で何処からでもボキと折れる。本体も茎からもちょっとの衝撃で乳液が滴る。これはべとつき独特の匂いがする。この乳液こそが旨み成分のなので、乾燥したものやもう枯れかかっているものは価値がない。
 
 4人分なら中ぐらいのものが3.4個欲しい。たっぷりとフライパンに油を引いて本体茎を千切って入れる。ナスも中一個短冊状に切って一緒に炒める。豚肉もコマ肉かひき肉を50g入れて一緒に炒める。
 
 そこに、砂糖大さじ一杯。みりんは二杯、そして日本酒3杯を加える。最後に濃縮タイプのめんつゆを加え、最後に加水して味を調える。つけ汁なので少し濃いめに仕上げる。
 
 うどんはお好みで良いのだが、讃岐風の腰のありすぎるものより、稲庭うどん風の腰の柔らかいほうが、付け汁に絡んで美味しいと思う。もちろん素麺や冷麦でもOKだ。
 
 水で冷やした麺を温かいつけ汁で頂くのが流儀。
 
 誰が発見したのかわからないが、このチタケとナス、そして豚肉は本当にマッチしている。昨日も女房が「この組み合わせを発見した人は偉い!」と感心して食べていた。
 
 レシピを読んで、甘口では?と心配する人がいるかもしれないが。この出汁は甘みがないと美味くない。辛党の私が言うんだから間違いない。
 
 お試しあれ。

コメント

  1. oak より:

    チタケ、こんなに早かった?秋の前位のイメージでした。

  2. kouda より:

    秋口に発生するものもありますが、一般に汁気が少なく評価が落ちます。ベストシーズンは今頃から旧盆にかけてです。そちらでは出ませんか?

  3. oak より:

    こっちは雑木林が少ないのです。
    会津のチタケと栃木のは味が違うのかい?

  4. kouda より:

    下草を刈り、落ち葉を浚い、間伐された日当りの良い平地林にこそ群生するので、私は人間と共存することを選んだキノコだと思っております。
    実際深山よりも平地産のほうが美味い。
    秋田の山中のものを食べたけどやはり平地林の方が美味かった。
    でも平地林が手入れされない事もあって高価なキノコに___。
    深山に分け入り毎年命を落とす方も____。
    罪作りなキノコになっております。

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