と ある廃校

LIFE

 先週の日曜日。ある旧友から手を貸せ、との依頼があり。トラックと工具を片手に出掛けてきた。

 あまり一般とは言えない作業であったので・・・・。

 「何を考えている?」と問う。

 奥歯に物が挟まったような歯切れの悪いことをいう。
 まだはっきりしないんだが・・・廃校で使うことに ・・なりそうで・・・。

 廃校???と。

 

 翌日の成人の日。気になった私は一人。その廃校に出掛けてみた。どんな山奥のおんぼろ校舎かと、想像していったら。見事にひっくり返された。

 
 市街中心部から数キロしか離れていない!
 田園地帯の真ん中で広々とした校庭!
 住宅だってほとんどが農家だが、そんなに過疎とは思えないほど点在している!
 何よりも築20年のモダンで真新しい校舎!

 びっくりした。築20年で廃校になるなんて、というか20年前は生徒数減少を予想できなかったんだろうか?という素朴な疑問が・・・・・。

 ちょっと寒くなった。前から自分の住む処も、限界集落一歩手前。学校だって何時まであるかわからないよ。と近所の寄り合いで話しているが、皆一笑で済まされている。

 山向こうの集落ならともかく、自分のところだけはそんなに酷くない、と皆信じているのだ。もはや他人事ではなさそうだ。

 ところでこの廃校。どうなんるんだろう??。このままだと取り壊されるらしいが・・・。

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