仕事始めよりおこなっていた棚卸だが、データの打ち込みがやっと今日終わった。
一日でやるものだろうって?
まあそう、突っ込みくださるな。
見積もりやら、打ち合わせなど、思いがけずに、年の初めから忙しかったためだ。
通常出る商品は、来客がほとんどなかった初日に大方数えてあるので、棚卸資産のデータとしての信頼性は間違いない。
今日は午後から、ちょっと本社から離れたところにある倉庫に在庫を数えに行ってきた。
ここは無人の倉庫があるだけだが、当社の創業の土地であり、そして私の生誕の地でもある。
今は伸び放題の庭木と草に被われている。
ここでひと際目立つのは、ケヤキの木である。
私の子供の時は、直径30cmほどの木であった。それがもう倍以上に大きくなっている。
冬の青空に、枝を伸ばす大木を感慨深く見上げる。
樹齢300年以上の杉並木を毎日見ているから、人間の一生なんて比べれば短いもの・・・・とつい思ってしまうが。40年前は細かった幹が、今では両腕で抱えきれないほどに成長したケヤキを見ていると、一緒の時代を生きてきた仲間のように思えるから不思議だ。
これからも見守っていただくか・・・・・それもよし。
もう立派な大黒柱にも使える樹だ。私が生きていいるうちに、この木を使った建築を建ててみたいなあ。とも思うのだ。
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