愚痴ります

STOVE

 私の稼業は、ひとつ「職人技」というものをベースにしております。ですので、職人気質の「ネガ」な部分というのは、なるべく目をつぶっていただきたい・・・・という事態にも遭遇します。

 
 今回のストーブ工事は、依頼主も、その他職人も皆初見の人たちでした。
 初見であっても、職人仲間。施主様のためにベストを尽くす、そのためにコラボする、のが当然と思ってきたのですが・・・・・・・・・・・皆が皆職人はそうでもなかった、ということがわかった残念な体験になりました。
 
 前にも書きましたが、通常薪ストーブ設置は3回位の現地工事で終わるのが普通なんです。こちらの現場その3倍になろうとしています。
 
 その大きな理由は・・・・・。
 
 ここに煙突抜けてきますから、と二階の天井と、二階床に「墨出し」してきたのに。全く無視して天井も、床材も貼られてしまい・・・・・。こちらで二度手間。穴を開け直します。
 
 その後一階の炉台工事で、ここ仕上げ材の石が貼られますから、床材貼らないでください、とその墨もだしているのに、翌日には、無視して床材が貼られ・・・・・・。流石のコウダも「喧嘩売ってんのか!この野郎!」とキレそうになりました。結局フローリングと段差のない御影石の炉台になるはずが・・・・・段差がつ炉台になってしまいました。
 
 今時、こんな大工居るのが不思議です。ともかくこちらも想定の3倍くらいの手間がかかり。申し訳ないですが、吸収できる手間代ではなく、途中で修正の見積書を再発行しました。
 
 工務店や、そうした監督を入れるとコストが・・・・と思ったのかもしれません。昔は監督なんかいませんでしたから、通常の有能な「棟梁」に任せておけば、問題なかったのでしょうね。
 しかし「有能な」棟梁が・・・・絶滅しつつあるなか。こうして逆にコストアップになっている事実。

 

 安く堅実にストーブを使って欲しいのに・・・・・・逆の結果になっている無能な大工・・・・。
 正直悔しいです。

 

 今日も内装クロス貼りが終わっている、当前提で工事に行きましたが・・・・終わっておらず・・・・工程の順番が前後し・・・・・思うような工事になりませんでした。
 非常にストレスが溜まる工事になっています。残念!。

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