警察署車止めブロック修繕

WORKS

 もう大抵の外工事には、日よけテント持参させています。

 昨日も日陰がほとんどない警察署の駐車場が現場。

 

 今の職人や社員に休まれても困るので、業務用というが現場用の扇風機が一台在庫で持っているのだが・・・・・・自家用に卸すかとどうか・・・思案中。
 
 さてこの工事。予算も工法も決められてきている下請け工事なので、私が口を挟む立場にないのだが・・・・・。あまり面白くない工事。

 

 このブロックは、「歩車道境界ブロック」と言って、本来は歩道の縁に使うべく作られている。高さは18cmある。しかし大抵の日本の乗用車は最低地上高が15cmで作られているのでそのまま車止めとして使うと、タイヤが当たる前にボディー底面にヒットしてしまう。それで4cm地面を掘り下げて、それが動かないように、周りをモルタルで埋めて・・・・・という今では「手間が掛かって、かつ弱い」というやり方なのだ。
 
 現在では高さが13cm位の専用のパーキングブロックが作られている。これはまず接着剤で下地のアスファルト貼り付け、さらピンで打ち込み、モルタルでそのピンを埋め殺して固定する。前述の方法より遥かに丈夫。

 

 が、古来の通りの方法で戻す、という指定だからね。余計なことは出来ないのが、下請けの難しい立場・・・・・。
 
で、完成。8個修理でした。

コメント

  1. sna***** より:

    異常な暑さにあえいでる時にこういう工事…苦虫かみつぶしてるこちらの主様を想像。お役所の仕事って、ほんと融通利かないですよね。税金で行われてる工事なのに、税金払ってる側からの「より良い提案」受け入れるつもりがはなからないのか、或いは元受けが「提案」する勇気?がなかったんでしょうか。世の中理不尽で満ちてます。

  2. kouda より:

    > sna*****さん
    まあ、その通りなんだけど・・・予算上の問題もありましょう。事故予防の応急処置という側面もあるかもしれません。細かしい仕事だからウチにお鉢が回ってきている、ということも事実。杓子定規でないところで助かっている人もいます。

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