砦の解体依頼

WORKS
 屋久島紀行を書いている間も、仕事に追われておりました。お陰様で今後一ヶ月は新規の仕事受けられません目一杯です。

 そこにまた緊急の案件が・・・・やってきてしまう。
 
 高さ3mものコンクリート擁壁を撤去してくれ、という依頼でした。
 住宅地にそんな壁があるとは刑務所じゃあるまいし・・・・と思って行くと、確かに3m近いコンクリート壁がありました(°0°)!!。
 壊すことは悩みませんが・・・・・周りも道路も、民家のど真ん中でして、精緻なハツリ作業が必要です。

 さらに、左右どちらとも隣地との境界線上に造作されております。(隣との合意の元に作られている、という証だが・・・・・・代が代わったり、古くなったり・・・・・となると面倒な手続きが増える、というか合意を取るのが難しくなる施工法です)

 この壁の撤去法よりも、慌てさせられたのが↓。
 奥に覗いている空中に浮かぶ物置。

 スペースの有効利用のためか、手作りの独立基礎の上に乗っておりましたが・・・・どう見ても基礎の部分との締結のアンカーボルトが軽く四隅止めらているだけ。
 そのベースも簡単に材木が釘で止められているだけ・・・・て。

 「これ中身出しちゃいましたか?」
 「中身空っぽにしちゃいました」
 「・・・・て、危ないですよね。ちょっとした強風で吹き飛ばされされててもおかしく無い。この高さからこの物置飛んだら、大事故になっても不思議ないですよ」
 「そう思います。ですので早く撤去して欲しいのです」

・・・・・て。どうしてそんな案件ばかり当社には持ち込まれるのか・・・・・・。


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