まだ紀行文は続きます。
話を少し遡ります。ゆっくり昼飯後入山予定だったのに、急遽乗り合わせることになった初日のタクシー車内での話・・・・・・。
同乗者は、私より8歳くらい若い男性単独行者でした。尋ねれば、故郷は隣県茨城で今は大分にお住まい。今朝は九州新幹線と高速フェリーでここまで来たとか。入山口が一緒で、この時間帯なら、通常はそこから最寄りの山小屋泊まりでご一緒、というのがこの登山コースの常識。
しかしこちらが「泊まり場所の約束事を守らない」という確信犯なもので・・・・・・・・。
「また一緒になったらよろしく・・」なんて言って入山口で別れたけど・・・・・私の方は正直一緒になるとは思っていない。
予定を聞けば、宮之浦岳登頂が目的で、このコースのピストン行程だという。
こちらは小屋より先に行って、ビバーク予定だし、山を超えていくルートだからもう会うことないだろう思っている。
それがどうだ。二日後宮之浦岳の遥か先、昨日掲載女の子たちと写真を撮った、太鼓岩の上で再会することになろうとは・・・・・。
「あれあれ?????どうしてここに居るの?」
「なんか行けそうな気がして足伸ばしちゃいました」
時間差こそあれ、全く同じコースを歩いていたことになる。
下山のバスも一緒になるわけだけど・・・・・・・・・・白谷雲水峡のバス停に降りてくると。
そこには、「あれ・・・・・・え?」入山口まで二人を運んでくれたあの「運転手さん」が迎車で居たりして・・・・・・それほど狭い島とも言えず、入山口だって4,5ルートあるのに・・・・・すげえ偶然じゃねえ。と感心するのだった。
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