薪ストーブは適正な燃焼を把握しよう

TOWN
 昨日は、当地は最高気温が氷点下の真冬日でした。また夜は雪が降り、今朝ほどには5cmあまり積もっておりました。まだ春には遠い日光です。
 最低気温はマイナス4度、と今年としてはそれほどでもなかったのですが、日中が寒くて陽が全く無かったので、帰ると自宅内も冷え込んでいました。

 で、スロットルを煽ってやりました。今季二度目位の薪ストーブ全開焚きです。

 石製の薪ストーブ「ヘリテイジ」は豪勢に燃やしても表面温度は高くならないので、物足らなく感じる方いるかもしれません。「熱くないのに、遠くまで暖かい、長く温かい」この辺のジェントル加減がわかる方には、最良のストーブなんです。

 天板温度は300度。これがこのストーブのレッドゾーンです。って普通のストーブお使いの方には、「低いじゃないか」と思われるかもしれません。これ以上上げてもすぐに壊れるわけではないのですが、このストーブはこれで充分なんです。これで堅木を満杯にして寝れば、9時間経っても表面温度は100度位維持します。

 この「適正温度」というのが、薪ストーブには重要です。「○○度まで上げてからエアーを絞って・・・」なんて指導する方おりますが。あくまで目安でしてどのストーブにも当てはまることではありません。お使いのストーブの「適正温度」を把握しておくことが大切です。
 燃やしすぎて高熱で壊してしまわない、ということもありますが。すぐに壊れなくても、現在のストーブは、バッフル板や、保温板、二次燃焼パイプなどいろいろな部品が燃焼室内にあり、そうした熱耐性も考慮されて適正温度が設計されています。つまりすぐに壊れなくても、消耗部品が早く劣化するということですね。
 
 温度が低すぎては、良いことないですが、あくまでストーブが「一番気持ちよく働らくポイント」を把握する、ということですね。

 起きたら雪が積もってました。


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