ペレットストーブは、点火後わずかな間に完全燃焼するのと、燃料が均質なこともあって、排気管の詰まりというのは、余程低質の燃料を燃やさない限りありえません。
それでもシーズン一回の排気経路のメンテナンスはやっておいたほうが良いです。
お客様の燃やし方、使用時間、燃料の質 等々で排気管の汚れ具合は様々だからです。
先日お邪魔したストーブは、昨年記事に書きましたが。開放型の本格的な暖炉を使っているが、煙は逆流するし、煙突から寒気が降りてきて寒いし・・・・・・暖炉止めて、代わりにペレットストーブに入れ替えよう、という案件でした。
忙しい私は、通常メンテナンスはスタッフに任せることが多くなっていますが。ここは気になる点があって、私が出向きます。
暖炉用の大口径の煙突に、ペレット排気用の80mmのパイプを溶接したアダプターを鉄工所であつらえて、装着したわけなんです。
当社でも初めてのケースなんです。暖炉や薪ストーブは、煙突のドラフトの力で燃えるわけですが、その排気力で、微小な煤は屋外に吹き飛ばされます。しかしペレットストーブの排気温度は低いし、圧力は弱いし、到底外まで排出されないだろう、という予測がありました。「返し」というか80mmのパイプを可能な限り煙突内につき出して、落下した煤が貯まるスペースを作ってあるんですが・・・・これが一体どのくらい貯まっているのか。それが知りたくて社長自ら出向いたのです。
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