四日連続で、ペレットストーブの排気の取り回しの要点を解説しております。今日も今週3箇所目のストーブ工事の作例をご覧下さい。
こちらの現場。建築前からのご相談で、これが理想なのですが・・・・・それでも、上手くいかなかった例とも言えます。
最初から図面にストーブの置く位置というのは決まってました。しかしストーブ本体を悩まれていた・・・・・・・・。
最初は、向かって右側裏面から排気が立ち上がるストーブだったのが、途中で左側に変更。それでも部屋の角に置けば、壁の中に入っている柱の右脇か左脇どちらかに抜ける、ということで対処できる!・・・・はずでした。
それが大方建築が済んだ、という現場に行ってみると・・・・なんと外壁が縦リブの鋼板外壁でして(これ聞いいてないよ・・・・・・もらった図面にも書いてなかったし・・・・)。これは繋ぎ目が縦に入ります。測り出してみると排気管を抜きたい位置が、ちょうどその目地部分に当たることが発覚!!!!。
繋ぎ目を貫通すると、雨仕舞い的にも、鋼板の歪みも発生してしまい避けて欲しい、との要請が工務店からも寄せられ・・・・・・・・困惑。
施主様とも相談の結果。ストーブの置き位置優先で、排気管を取り回し、鋼板の真ん中に抜くことで、良いことになりまして↓のような納まりになりました。
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