年間70件位工事をここ数年やっております。それと自分でいうのも何ですが、相手の意図、考え方や性格をとらえるのが早い方、だと思います。
それなんで、今回の依頼というか下見は左官作業とタイルの依頼なんですが、現場を一周して「あれ??あれ???・・・・・ちょっと不安」を感じたんですね。
本職の大工が造作しているはずなのに・・・・どうも違う!。
何でこんな納め方になるんだろう????
あちらこちら見回っているうちに、ガテンがいきました。
こちらの現場大工さんはいても、また別に「監督」さんがおられるですね。施主様なんですわ。それはそれでよろしんですが・・・・・定石を踏んでいない建築は、何処かで無理というか、無理やり納めなければならない部分が出てくるもんなんです。
一番困ったのが「雨仕舞」。どうしても力業を駆使しないとダメなんですが。そうした提案見積もりを出すと、「どうしてそんなにかかるんだ」って。大工工事を低予算で抑えた結果、こちらにオハチが待ってきている感あり。
と言われたからといって、通常の左官工程でやれば、台風時など雨漏りすることは必須。となれば、その時はこちらがその責任を問われかねません。
それなんで、この仕事「お断り」することに決めました。安く、というのは人情でわかりますが。ネガが出るとわかっている工事は当社はできないんです。
国府田産業
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