隣接杉並木街道が通行禁止に

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 私の自宅は、かの有名な日光杉並木街道のひとつ「例幣使街道」に隣接しております。杉並木街道は古来よりの幹線。時代とともに、車の往来が増えそのために舗装され、また根元の土手が削られ、あるいはその根っこも切断され今に至っております。そうした人間の都合優先の「イジメ」の悪影響もあり、今やほとんどの並木が枯死寸前。
 対策をしてこなかったわけでもないんだが・・・・・バイパス化は費用と時間がかかる。実はもう40年以上前からこの迂回道路の建設は進められているんだ・・・・。が、後手に回っている印象は拭えない・・・・。
 それでもやっと今市-板橋間約7km位のバイパスが2年ほど前に完成した。
 私の家は、この街道を横切る市道の交差点の角に位置するが、この交差点から上下各1km、次の交差点までは、生活上どうしても通らないと困る、という生活者が居ない。それで交差点の上下を車の通行を禁止しよう、ということになったらしい。らしいというのは、住民説明会に忙しくて出ていないから。

 予てより、杉並木の保護は勿論、ブランドを上げるためには、車を締め出し、遊歩道化するべき、というのが、市当局への私の申し入れ事項なので、勿論個人的には賛成である。
 しかし出社する際、この交差点を左折して並木道を通り会社に向かうので、バイパスを通ればこれまでより通勤コースが長くなる。
 世界に誇る杉並木を子孫に残すためにも、其のくらいの負担は我慢しようよ、と個人的には享受するのだが・・・・・・・・・。やはり市街地に向かうのに遠回りだ、との住民意見が多かったのだろう。当初の計画はトーンダウンしたみたいで、交差点から上り方向のみ通行禁止になったみたい。
 まあ一歩進んだ、と思う事にしよう。
  これが全部遊歩道化して多くのハイカーやサイクリストが訪れゆっくり散策して歩く道になれば、例幣使街道の丁度真ん中に位置する我が家では、余生の最後の奉公で茶店でもやって団子など振舞おうか、と考えているが・・・・・・・。一生の間に実現するかは・・・・・・・難しいかも。

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