竹細工 進行中

WORKS
 昨日紹介の孟宗竹。本日鋭意工作中です。
 当社「何でも屋」「便利屋」を名乗っておりますが。金額ベースで最も多いのが「庭作り」です。エクステリア屋、外構工事屋、造園屋・・・・・微妙にやることのニュアンスが違うのでしょうけど・・・・・・全て守備範囲、何でも任せなさいと豪語しております。モダンな外構も、日本庭園もこなす自信はあります。
 
 ただ・・・・・・・・作る側の希望というかコダワリを言わせていただけば、素材はなるべく自然素材が望ましい所です(オーナー様ご希望通りの素材は使いますが)。
 つまりブロック、コンクリート製のイミテーションより、自然石。アルミや樹脂製品より天然木。人造品のほうが安いので、どうしても予算の関係で選択するのはやもえないのでしょうけど・・・・・。経年変化といいますか、人造品はどうしても早く汚らしく汚れるんですね。石やレンガは汚れてもやっぱりその素材感は変わらない、むしろ良くなったりする。
 「だって木は腐ったりして持たないじゃない」 その通りですが・・・。ただ腐らないアルミ、樹脂製品も、紫外線焼け、という「劣化感」が出てきます。これをしょうがないわね、と見過ごして我慢するか・・・・それとも10年毎に更新する、と決めて樹木を使うか・・・その辺りの判断ですね。
 自然素材はそうした「寿命」を知って使う、ということに加えて自然ならではの寸法バラツキをどう「見る」ということも必要ですね。
 
 知合いの工務店、新築住宅の引渡しの日に、ユーザーがノギスで柱の寸法を測り「1mm内外の誤差がある」とクレームを受けた、という笑えない話もあります。
 
 まさか「竹」を使う造作に、そんなクレームつける人は、居ないと思いますが・・・・・・わからないよな柱にノギス!だもんなあ。

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