より使い易く ドンドン変更

WORKS
 「日光の家」だいぶ仕上がってきました。
 当社のパートの内部壁、塗り壁とクロス 昨日までに完了です。
 
 しかし何もない所に作って行くわけですから、途中で変更や調整を重ねて行くと、またそれによってネガが発生すること、あるいは気がつかない、予定と違う・・・・ことも多々あるわけでして。
 例えば、こちらでは昨年の関東東北豪雨で、床下浸水しまして、基礎高を上げました。当然私は外構のパートも担当ですから、玄関のタタキが上がることと、地面、道路の高低差の折り合い(最終的な仕上げの図)を考えているわけです。
 
 ただし、庭がどんな配置になるか、家を建てる時には最終的な結論は出ていません。車を置く位置が変わるかもしれなし、アプローチや動線も未定です。
 
 今回の勝手口。いざ階段というかステップを作る段になって、改めて「高い!」ドア下まで80cmもあります。この手前部分に車を入れるかも知れない、という不確定部分があったんですが・・・・それが無くなりましたので、年配のお母様がもっとも多く利用する所でもあるので、広くて歩きやすいステップを作ることにしました。 

コメント

  1. sna***** より:

    いきなり大きなお節介ですが『手すり絶対必要!』派のsnaです!手すりに摑まるというより、体を持たせかける、落下・転倒防止のために必要だから…施主様、つけて差し上げてくださいねA^^;)

  2. kouda より:

    > sna*****さん
    おっしゃる通りだと思いますね。

  3. sna***** より:

    それで、昨日興奮のあまりA^^;)書き忘れてしまったんですが、質問があったんです。
    この階段はブロックを切断して高さ調整したんでしょうか。ブロックをまっ平らに切るって、どんな機械を使うんでしょうか。天板部はコンクリート流し込みなんですか?

  4. kouda より:

    > sna*****さん
    ブロック一本の高さは19cmです。そのまま一段ごとに下げていったほうが簡単なんですが・・・・この現場では、年配者が使うということが分かっており、敷地にも余裕あることから一段ごとの広さだけでなく高さも使い易い15cmの高さにしました、まあその分一段分伸びるんですがけどね。
    当然ブロックは切断することになります。道具は電動切断機、通称サンダーというますが、円盤状のヤスリが回転して削る道具ですが、これに切断用のダイヤモンドカッター刃に付け替えて切断します。タイルも石もこれで切ります。が、対象によって石とかブロックでは使う刃が変わってきます。そんなに大きな刃ではないので、ブロックでは裏表両側から切り込んで行き、残った部分は叩いて割、その割面を平に削ります。
    手すりは決定しました。安全第一ですからね。
    それと仕上げは、上面だけタイルを貼ることにしました。あくまでも安全第一で滑りづらいように、まあデッドストックの有効利用という側面もありますが・・・内緒に・・・・施主様もこのブログ読んでいるんだった。

  5. sna***** より:

    階段面の平衡を保つためには、細心の注意が必要なんでしょうね。道具類のおかげは勿論あるでしょうが、それを扱う熟練の手腕あってこそ、なんだろうなって思いながら拝読いたしました。丁寧なご回答、ありがとうございました。階段面にタイル貼るとか。先日のカラフルなタイルも活用でしょうか。綺麗な階段が出来上がりそうで、楽しみです♪

  6. kouda より:

    > sna*****さん
    折角褒めていただいて、申し訳ないですが、それほど気を遣う工作ではないんです(^_^;)。
    こうした階段は水平よりも僅かに水勾配をとります。ブロックは骨ですが、仕上げモルタルを金鏝で仕上げていく場合に、塗り厚でその勾配をつけていきます。だからブロックが多少不陸があっても気にしない。タイルを貼る場合でも一段の面積が狭いので、これも圧着材厚みで調整できるので、職人はそれほど気使ってないです。・・・・といってもウチの職人たちは、気を使わない部分でも、1mm位の誤差で切りますけどね。

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