当社のような地方小都市の零細商店が生き残っていくにはどうしたらよいか。
社長を引き継いだ時に考えた。自分の長短所や出来ること、出来ないこと見つめ直してみた。
私は大した資格はない。建材卸業で、建材には明るいし、自宅を自作したことや現場に顔を出すことで、建築全般のノウハウも蓄積できてきた。
また工程の組立や人との折衝も不得手ではない。
得た結論。
大義
「地域の人の役に立つ会社になろう」
「売上の大小ではない、売り上げなくても聞いてよかった、と思われる会社になろう」
手段
「住環境コーディネ ーター」を名刺に刷り込んだ。こんな資格や職種は存在しない、わたしの造語である。「何でも相談してください。答えを見つけます。解決します」という姿勢を現したかった。外構・リフォーム・ストーブが主力だけど、水道水漏れから網戸張替えまで・・・・自分が不得手のことでも、これまで培った職人仲間がいるから、何でもできるはず。
目標
500件の工事実績を作ろう。全員にリピーターになってもらえるよう良い工事をしよう。500軒のお得意さんがあれば、必ず食っていけるはず。
そんなわけだから頼まれたことは出来ない、と言わない。便利屋稼業で行くことにしている。卸売が本業だった会社のシフトは、なんとか軌道に乗りつつあり何とか食いつないでいる。
とは言っても、やはり小さな仕事は採算が悪くなる。こうした場合肝はフロントよりバックヤード。つまり職人が最小の労力で仕事が終わるように下準備と段取りが大切だと思う。
コメント
石洗ったりデッキ材塗装したり…スーパー事務員さんにポチ!農家のかあちゃんみたいに生活スキル高そうd(^^)
> sna*****さん
文字通り「農家のかあちゃん」なんです。元郵便局員でもありまして、札数える様は、そりゃ見事。セメントも積み込むし・・・当社向けの「スーパー」な人材ですね。
「下準備と段取りが大切」に1票。
段取りが済めば仕事は8割終わりが持論。
> 911gekkoさん
本当にその通りですね。コストばかりでなく仕事内容もより良くなっていきます。