こんなホテルに泊まってみたい

WORKS
 今日も尾道のホテルを見ていただきましょう。
 今日で4日目です。この間の前庭の写真をみな見ていただければわかりますが。デザイナーは、これみよがしの造作でなく、瀬戸内を見下ろす最高のロケーションを楽しみ、その中で寛ぐ。そのための演出に腐心していることが伺えます。

 海からそのまま繋がっている入江のような池は、時には鏡のように空を映し出します。夏の海と同化するように底にはブルーのタイルが貼られております。、縁はタイルをわざわざ山型に切って貼って、フレームにならないように、ただの一枚鏡のように作られておりました。
ランタンはフレームもガラスも一個一個の手作り品。池に浮かんだガラス玉は、太陽にも月にも星にも地球にも、島にも山にも、そして真珠にも見えます。

 
 池の一段下にも総タイル張りのテラスが。ラタンのテーブルセットとスペイン(?)タイルの組み合わせがグッド。ネット張りで一気にパタパタと貼れないタイル。一枚一枚タイル職人が貼りこむ技法なんです。

コメント

  1. sna***** より:

    昨日の写真も素晴らしかったですが、今日の写真もまた…こちらの主様の感動がひしひしと伝わってきました。暮れなずむ海に天から投げかけられた天使の梯子、そこに燃え上がる炎!原始から続くあらゆる生き物の鼓動を感じますね。日々表情を変える借景を前に、どこに目を転じてもオリジナルで精緻な揺るぎない造作が訪れる人を飽きさせないでしょう。従業員の方々も、さぞ誇らしく幸せな気持ちで働いていらっしゃることでしょう。こんなホテル…snaも泊まってみたい~o(≧▽≦)oお伊勢詣でに始まったお正月休みの素晴らしいお裾分け(しかもプロの視点での解説付き)ありがとうございました。感動のあまり長々と済みませんでしたA^^;)

  2. kouda より:

    > sna*****さん
    ポケットカードカメラですが、素敵な造作や天候に恵まれ、良い写真になりました。
    今回3000km近くの長旅でしたが、各地で多くの刺激を受け勉強になりました。クセになりそうです。何かしらの血肉になっていくような気がします。コメントありがとうございました。

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