昨日より続く。
既存社屋壁から突き出たガラス貼りのガーデンルーム という見栄のある、アピール度高いショールーム造作計画が見事に崩れ・・・・・・・外からは排気管が出ているだけ、という地味な目立たないことになってしまい、改装の大きな目的が失われた・・・・・・・・・が、落ち込んでいる時間はない。
それでは内装は、杉板張りと石で行こうと変更し、排気管も含め、必要な部材を発注したり、材木屋に買いに行ったりと休む暇はない。
しかし40年ぶりに開けてみた躯体を見ると、年数の割に傷みは少ないように見えた。さすがに断熱材も入っていないから、結露原因と思われるサビが発生している。リフォーム稼業だから、無視するのも気が引けるので、錆止めを塗ったり、結露防止のため、うっすらウレタンを吹きつけたりしていたのだ。
9月3日に、排気管用の穴あけを済ませ、配管を通し、いよいよ仕上げの杉板材を貼ろうとした4日朝出社して内壁を見てみると・・・・なんと濡れていた。
昨夜は雨だった。
「これって雨漏り????まさか・・・・」
が、そのまさかだった。 大震災で外壁のタイルがにラックが入った。しかし目立つ漏水後が見えていないかったので、漏水はなかったと判断していたのだが、内壁まで染みてこなかったので気がつかなかっただけで、実は躯体内に漏水していたわけだ。後でそう思って良くみれば、派手に錆びていた所があったのだが、社員に任せていたので事の重大性に、気がつかなかったようだ。
これは無視するわけにいかない。急遽外壁タイルを剥がして止水工事をしなければならなくなった。 漏水直すまで内壁貼れない。
似たタイルを見繕って(40年前のタイルなんて存在していないのが普通)発注する。月曜日から直せるか・・・・・・と思っていたら雨、火曜も雨、水曜も雨。そして木曜はあの大水害の大雨が・・・・・・・・・・。
よくぞこれまで見過ごしてきたもんだ、と感心するくらい。内壁のない躯体内は漏水で溢れ、室内に漏れ出し、金曜日には、壁から伝わる雨水で店舗内が水浸しになっていた・・・・・。
続く
国府田産業HP
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