緊急招集 車椅子対応を急げ

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 先週末私が、仲人となっている古い付き合いの知人から突然メールが・・・。
 月初めまで自分で運転していた親御さんが、病気が原因で急遽車椅子生活になったとか。玄関前スロープを作る業者を紹介してくれ、と。
 何を水臭い。私を遠慮なく使ってくれ、とちょっと遠いですが(片道40km)下見してきました。
 親御さんはまだ病院ですが、なるべく早いに越したことないですね。
 でも現場は中々の難度です。もともと雑木林を開拓した分譲地ですので、皆斜面途中に建っている。水平距離8mで玄関タイルと道路の高低差140cm! これはキツイ。
 加えて自然石を和風に配した立派な玄関の構えで、これを壊すには忍びない・・・・・。
 そこで正面のアプローチを傷めずに、玄関袖から右手にまっすぐバイパスを庭石をどけて、歩道までスロープを伸ばすことを提案。道路もそちら側の方が高いのでこうすると6mの距離で高低差は60cm位まで下がってくる。
 また門構えの前石左右を外すことで、送迎ワゴン車が乗り付けられるスペースを取れる。
 庭石の処理が面倒なだけで工事自体はそれほどでもない。ただ・・・介護保険の申請書類を作るのがひと手間である・・・・。
 
立派な構えの玄関アプローチ壊すにはもったいない
玄関の横手の庭石を撤去すれば、歩道へのアプローチが可能

歩道側の前石を撤去で、送迎車も乗り入れ可能に

コメント

  1. piljugina より:

    このような立派なお庭もバリアフリーにするとなると大変ですね。これからの時代老後を考えた家つくりが必要でしょうか?

  2. kouda より:

    > piljuginaさん
    周りで介護問題が溢れかえっております。家つくりも配慮が必要でしょうね。ただあまり先回りも使いづらくなりますので、リフォームは前提のもと、将来それがやりやすいレイアウトや造作を考えておく、という住まい作りが求められている時代でしょう。

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