真砂土舗装の注意点

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 昨日紹介の真砂土舗装は、防草シートよりコストはかかりますが、見た目も使い勝手も良く敷地が広く雑草にお悩みの方には是非採用して欲しい方法ですが、いくつか注意点があります。
 ①コンクリートほどではないが、路盤を固めるので、寒冷地では凍結で持ち上がってしまいます。寒冷地では下地砕石が必要となります。
 ②コンクリートほどの強度はない、徐々に風化していく。草を生やさない効果は10年以上は続きますが、強固ではないので、凍結や摩擦により徐々に風化します。
 ③日陰ではコケが生えます。水を通すので植物には良いのですが、その保湿性により日陰ではコケが生えやすいです。
 ④強度にはムラがある。生コンのように大量の水で攪拌するわけでないので、強度にムラがあります。またその土地の真砂土の質にも左右されます。固化材の量の加減により駐車場にも出来る強度もできますが・・・・コンクリートのように生成強度はコントロール出来るものではない、とご了解ください。
 
 まあ一言で言えば、コンクリートほど強固ではないけど、見た目・透水性・照り返しの低減など利点も多い、と認識して採用して欲しいです。
                       

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