今日は、リフォームというよりか、やはり便利屋の仕事と言った方が良いかもしれないなあ。
今日のお宅のご主人は、数年前にご自宅を新築された際。庭周りはなるべくご自分で造作されたい、との希望があり。以来、時々当社を訪れては、建材を買われている。
何かとアドバイスしてきたのだが。今回は二月の大雪の日にやってきた。
来るなり
「参りました」 という。
どうしたのかと問えば、自宅の玄関前に貼った石が滑って滑って、昨夜も雪のおかげで大転倒して危うく頭を打ち付ける所でした、という。
見に行けば、何と磨き加工された御影石が貼られている。これはご法度 である。野外の床材に磨き石を使うとは、建築屋の常識を疑う。雨でも雪でも大変危険なことである。
でもこれは、施主の知り合いが余っているので、ということで貰って貼らせたらしい。
それでもこの数年間何度も危険な目にあって、懲りた、ということ。
どうにかなりませんか?
見た目ちょっと悪くなりますけれど・・・・・表面をサンダーで荒らして、かつ滑り止めの溝を切り込む、という処方箋を出してみた。
「もう見た目はどうでも良いです、命には代えられません」ということで施工してきた。
歩く動線の幅だけ60cm位そうした加工を施した、これでだいぶ違うと思うけどね。あとはマットを敷きつめるしかないよなあ。
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