雑木林の中に建てた自宅では、南側にその雑木がまだ50本くらい残っている。その大半が山桜。訪れる人は春はさぞかし綺麗でしょう、と言ってくれるのだが・・・・・・綺麗でない。
同じ場所に自生しているくせに、遺伝子配列が相当バラけているのか、咲き方、時季、花の色、葉っぱの出方・・・・・みんな違う・・・だから咲き揃わない・・・・。
高い山の上の方に咲く「ミネザクラ」という品種があるんだが、白根桜なんて山の名前で通称呼ばれている。分類的には同種とされているんだ、しかし確かに山毎に少し違う。
ソメイヨシノなんかそんなに感じないけど、野生種のサクラって、種の保存のためにあえてそうなるのかもしれないなあ・・・・。双子はともかく兄弟だって全部が似てないもんな・・・。
その我が家の山桜、先週は季節外れの雪、そして昨日までは冷たい雨で、開花を押さえつけられていたのが奏功したのか、今日は珍しく一斉に咲いてきた。
なんかこれまでで一番見ごたえがするかも・・・・・。
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