アンビリーバブル!

TOWN

建築というものは、膨大な労力がかかる。私は工務店ではないから基本設計やプランニングに関わることはあっても、建築そのものには、左官工事やタイル・石工事などパートでしか参加しない。

が、脇で見ていて・・・・・その作業の膨大さに・・・自分ではできないなあ、と思うのだ。

 

今回高級ガレージの引き合いがあって、そうしたプレハブ物置メーカーの代理店であるから当社に話が来たと思う。

そうしたキット品なら選ぶパーツや取り付け位置などセレクトできるパーツは極小であったのだが・・・。

納期や価格、そしてオーダーしたいところができない、ということで  以後 中略 ・・・・。

2転三転の結果。私の懇意にしている工務店でフルオーダーで建てることになりつつあったのだ。

 

先に書いたように、ガレージだが、建築基準法上は、住宅と全く変わりない手続きがいる。

よくプレハブや、キットハウスで○○円 と書かれていれば、その位で建つんだ、と勘違いする人が多いと思う。しかし実際は水道電気などのインフラや土地の規制(防火地域とか)あるいは、申請費用などによってコストが相当かかる。

今回のお客様も、そうした固定経費とも言うべき、何を建てても掛かる費用が、こんなにかかるんだ、とびっくりされ、追加の資金繰りを余儀なくされたくらいなのだ。

最初の概算見積を出して後、今日が現地での打ち合わせだった。

 

費用がかかる・・・・と書いたが。それは土地がそうした準備を整えている、のが前提。

最初に見たときは、山桜が何本か生えていて・・・・つまりまだ宅地の体をなしていなかったのだ。

それは進行中だ、という説明で今日辺りは、それなりに造成が終わっているものと思い込んで、施主様、工務店の3者会談をセットしたのだ。つまり何処に建家を建てるか、決めなくては建築申請図面もかけないからね。

 

しかし

驚いたことに

 

アンビリーバブル!

造成が終わってないどころか、先に売れた隣地の造成のために、隣に捨てられた残土が山になっていて、最初より100㎥以上土が山になっていた。

聞けば、我々外構屋が使うようなミニユンボで、埼玉の不動産業者が自らもう何日も土を動かしているという?????はあ?。

使う重機が違う。大型ダンプはどこにいる?。

この残土退くですよね????。最初の地勢測ってないけど、最低限責任もって前の状態になっていなければ、そこに建家を建てると計算している我々の前提が崩れるんですけど・・・・・。

不動産屋から帰ってくる答えは曖昧だ。

その後施主様に不動産屋に「強く」言ってくださいね。と念を押したけど・・・・・・顛末はわからない。

きっと責任もった対応してくれるように思えない。

 

最初からこの計画ご破産になるかもしれないなあ・・・・・・。

本当に建築は道中長く、大変です。

 

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