木質のストーブ導入を決めたなら、いろんなことを検討してクリアーしていかねばならない。
予算 家内でのレイアウト そしていつも書いている燃料の手配 その置き場所・・・・・・・・。
最近そのファクターの中で、優先順位が急上昇しているのが「隣近所の理解」
自分の作業や予算で完結しないだけに、これが一番難しい。現代社会では導入に当たってクリアーすべき優先順位は「一位!」だと思う。
それをスルーして・・・・結局焚いたが・・・良いが、近所からのクレームにより薪ストーブが焚けなくなった方、相当数いると思われます。
100万円単位のお金かけて薪ストーブ入れながら、クレームで焚けなくなった方の情報結構入ってきてます。これから考えている方にはご助言申し上げます。
「貴方の好きなことは、他人には迷惑」という世の中なのです。
つまり相手にとっては、貴方は公害の発生源 迷惑撒き散らす 存在になります。
地域共同体というか隣近所のコミューン=関係性が薪ストーブによって、「破壊」される、という事態になるのは決してオーバーなシュミレーションではありません。
煙・匂いで、不快だ、洗濯物が干せない。 これはよく相談を受けることです。
ストーブユーザーでなくて・・・・近隣の迷惑を感じている住民からね。この田舎でも・・・そうなんだよ。
薪ストーブ屋は、「上から着火方式」「ガスバーナーで一気に焚付」等々 対策があるといってますが・・・。
落ちかけた熾火に薪を足す際など・・・完璧に匂いと燻煙を防ぐことはできません。ストーブ屋の対策など気休め、完全ではない、どっちかというとダメだと思ってください。
私20年前から薪ストーブ屋やってますが・・18年前に自宅を建てたのは両隣りまで300m以上という田舎の土地です。もちろん存分に田舎ライフ薪ストーブライフを楽しむためです。
そんな人は少数派かもしれません。近所に配慮なく薪ストーブが入れられる、というのは現代社会では少数派になりつつあります。
これ今週頭に取り付けしてきたペレットストーブの排気の様子です。
「結構でるのね」と言われましたが・・・・。これが続くのは点火時の2-3分です。
その後は煙も消え、お隣に迷惑かけるような煙も匂いもでません。
つまり近所に迷惑をかける前に消える、ですね。
ペレットストーブは数分で完全燃焼に移行するからなんです。
無理して強行して・・・・・近所から付き合いを拒絶された方もおります。
薪ストーブの導入には、そうした配慮も必要な時代になってきました。
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