当社のペレットストーブ販売は、
新潟の「さいかい産業」
イタリア製エデルカミン代理店「北越融雪」に続いて3社目岐阜の「シモタニ」さんと販売代理店契約と相成りました。(この3社以外でも取り寄せできます)
多くの方は知らないことでしょうが、シモタニさんの製品「コンコード・オルコット」は2011年度のグッドデザイン賞(Gマーク)の認定品です。おそらく国産ペレットストーブとしては唯一無二の認定でしょう。
現物を前にすると・・・・・・・オールブラックの外装(それもつや消し塗装)が大変カッコよろしい、側面も平面でなく塊感を感じさせ、鋳物の重厚感あって遠目にも高級という感じがします。
高級感を増幅させているのが、コントロール系。円筒形のダイヤルが4つ。これぞアナログ!高級真空管アンプのよう。
昭和のラジオ!テレビ ボリュウム大=右に回す!という操作系が何とも堪りません。それもそのダイヤルは天然木造り。平成生まれの若者にはわからない感覚かもしれませんね。
余談ですが・・・ちょっと前から高級車には「イモビライザー」というのがついてます。電気的な電子キーでして、施錠から始動までオーナーのカード所持を認識してボタンだけでできます。
僕たちの庶民の車は、キーを差し込んでドアを開け、エンジン始動ですが・・・・実はこのシリンダー錠、鍵と鍵穴オスメスを削って作る・・という機械式のほうがコストがかかるんですって。だから軽自動車まで電子式になるのはもうすぐ。逆に近い将来、高級車ほど「職人が刻んだ機械式キーを差し込んで・・・施錠、始動」と逆転なるような気がしてますが・・・・・。
だからペレットストーブの操作系もデジタル制御の液晶パネルのほうが低コストのはずです。このストーブのこだわりが現れている部分ですね。
定価は45万円。高そうに見えますが・・・・ペレットストーブって薪ストーブの鉄の質感にちょっと負けているものが多いんです。でもこいつは負けていない。そう考えると設置総額ははるかに安いですから、検討する値打ちがありますね。
コメント
「オルコット」が来ましたか。
グッドデザイン賞受賞が売りの製品ですが、同じシモタニの製品でも、私は立方体の形をしている「エマーソン」の方が、(強いて)どちらかと言えば好みです。
さらに国産ストーブの中では、豊実精工の「ペレスター」が、薪ストーブを彷彿とさせるデザインで、一番好きです。
ただ、いずれの国産機種も、デザインの面では海外のペレットストーブの足元にも及ばないように思えてしまうのは私だけでしょうか?。
> Mr.トリデさん
エマーソンはキュービック(立方体)な造形でこちらも中々良いですね。ペレスターは完全に薪ストーブライクのデザインですので、薪ストーブを事情で断念した方には最適だと思います。
欧米の方が歴史が長い分だけ、デザインではまだまだです。
欧州車がそれぞれのデザインアイデンティティーを大事にしているように、新参であってもそのメーカーなりの「こだわり」「個性」を大事にしていけば、おのずとメーカーの「顔」が形成されてきます。
その意味この「シモタニ」のコンコードシリーズは大きな可能性を感じますね。薪ストーブに似せるのでない、メイドインジャパンの堅実性とオリエンタルデザインの発展に期待してます。(今年中に新製品も開発中とか・・・楽しみです)