乾式工法の擁壁作り施工中

WORKS
 先日間知ブロックの補修工事を紹介しました。これは擁壁用のブロックをコンクリートで固めていく工法です。それに対してセメントを使わない「乾式工法」の擁壁もあります。あまり高い擁壁はできませんが、セメントを使わない、ということは工期的に早く、また現在のような冬季では凍害の心配や余計な養生の手間も資材もかからず、大変助かる製品です。勿論製品代は高いのですが、そうした諸々の手間を考えると総額としては、現場打ちの擁壁やブロック積みと変わらなくなります。
 
 ↓の写真をみればわかりますが、空洞になっている部分に砕石を詰めることで上下のブロックを固定し、また自重が増えることでアンカーの役割をします。上下のブロックは凸凹に噛み合うので土圧で前に押し出されることはありません。
 
 この現場ではSビックのABロックという製品を使っています。外面が割肌になっているので美観的にも○ですね。
 
                       

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