腐らない木のデッキ施工中

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 樹脂製でない本物の木のデッキ、というのも、実は使う木によって松竹梅 3つくらいのグレードに大別できる。
 
梅コース。
 
ホームセンターなどで売られているSPF材。これは一番安価だが・・・・木種として腐りに一番弱い種類なので、本来は外部にはオススメできない。しかし予算が、という方には全塗装してから組み付ければ、10年近くは持ちます、と言って施工する。
 
竹コース。
 
樹種自体が腐りに強いもの、つまり輸入材だとレッドシーダー。国産だと栗・樫などを使用する。勿論塗装は望ましいが、塗装すれば15年位は大丈夫。定期的なメンテナンスでそれ以上も可能になる。
 
松コース。
 
いわゆる「不朽材」と呼ばれる腐らない木を使う。すべてが輸入材。ブラジルのエペ。インドネシアのウリンなどが有名。フィールドアスレチックに使われるほどで無塗装でも腐らない。ハードウッドとも呼ばれ、木のくせに水に沈むような重さがある。
勿論それだけにもっとも高価。
 
 今回は松コース。ウリン材を使用しています。このコースは製作コストが梅コースに比べて3-4倍かかります。材料もそうですが・・・・・もっとかかるのが製作の手間。
 木が硬すぎて・・・・ビスが効きません。下穴を開けるドリルさえも入って行かない。
ひとつのビスを打つのに、5倍の労力がかかるんです。
 
   

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