熊野旅初日の到着は3日午後2時半くらい。渋滞のせいで、希望的日程は実現できず、まあこんなものさと次善の策へ。
といっても温泉入浴してスーパーで地元食材を買って野営飯を食べるだけなんです。
湯への途中道 話半分でちょっと前から気になっていた高級リゾートクラブを覗いてみました。
入り口には竹細工が鎮座。その辺りの日帰り施設とは違います。
結果的に日帰り入浴はできませんでしたが・・・(そこは高級)、日光でも高級リゾート施設が次々参入していますが、この辺りもひとつの村興しといいますか、地域再生のひとつのキーなのかもしれません。
それにしても私の車の駐車場隣には、国産超高級SUVランドクルーザー新型がなんと二台並んで駐車しておりました。1千万円級ですが、受注後入荷待ち4年オーバーとかで受注が止まっているなんてニュースがありました。
この方たちは晴れて羨望の車が手に入っためでたい人たちです。一方この車は海外でももっとも盗難車として人気が高いことでも有名。それを物語っておりました↓
それにしても高級リゾートパーキングに停まる高級車の・・・らしくない絵ではあります。
私は庶民車で庶民も手軽に入れる温泉施設に
さて本論
今回の古道ルートは、一昨年の続きです。その時は伊勢路と呼ぶ伊勢神宮からのルート(全部で170km位あります)途中の尾鷲市北部から入って、2泊三日で行けるところまで、という大雑把な計画でした。最初に歩いた3年前の中辺路ルートは人家の少ない山道を通るのでそうはいきませんが。この伊勢路は海岸線ルートで紀勢線や国道と平行に進むので、エスケープといいますか、都合悪くなったら汽車やヒッチハイクである程度脱出することは可能です。
日中は3時間くらい運行がないJRを本気で使うつもりならしっかりとした時刻表とルート上の駅との位置関係を調べておく必要があります。前回無かったはずですが・・・・いくつかの自治体で町内循環の町営バスが運行され始めたようです。高齢化社会+過疎自治体のニーズは日本中一緒です。
しかし・・・・
縦割り といいますか 自分のとこだけ 連帯しないのか? というか
小さな自治体内部だけで自前のバスを運行する、それも一日3-5往復だけ! それは住民に本当に利便なのでしょうか???
隣町まで横断するその先の大きな町の駅までつなぐ。そんな路線があれば、我々古道ハイカーはともかく。地元民の足として有益だと思うのですが・・・。
何台かそうした町営バスとすれ違いましたがわが町で運行している日光市営バスと同様にほとんど乗客が乗ってませんでした。
さてまたも本論に戻ります。
前回2年前は八鬼山超えという尾鷲の難所の峠を初日午前に超えて、途中で野営したまでは天気も体調も良かったんですが。翌日関節痛が酷い上に、朝から雷鳴がしていて10時ごろから雷雨。雨で石畳も超滑りやすくなっており、歩行を断念。その日の目標としていた「熊野市駅」4つ前の三木島駅で午後早い時間に列車にエスケープしました。その日は夕方にも豪雨が来て空いていたビジネスホテルに逃げ込んだものです。
今回はそのリベンジ。前回の続きで、伊勢路の終点・目的地であった和歌山県新宮市・熊野速玉本宮まで歩こうという計画です。5月4日~5日の二日間を予定しておりますが、↑書いているように最低3-4km歩けば、最寄りのJR駅にエスケープできる、という日和見ハイクでもあります。
実際は野営は無、車中泊→列車で出発駅まで→ハイクで戻り という軟派路線なので、ザック内は雨具とライトと水・食料だけでした。
出発地は熊野市海岸北にある「鬼が城」 浸食海岸の奇岩が特徴です。
つづく
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